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2023年11月24日 (金)

2025年以降は、教育力を「外生的技術進歩」と「内生的技術進歩」と「哲学シンキングなど」の3つのスコープで学校選択ができるようになる

★2025年は、次期学習指導要領の重要な準備基盤ができる年です。共通テストで情報Ⅰが入試科目として実施される年でもあり、それにめがけてデータサイエンスコースだとか学科が、中高や大学で創設されています。DXハイスクール1000校計画も進んでいるはずです。2025年には、その準備が全国に広がっているでしょう。しかも、そこに生成AIが加わります。生成AI実装が当たり前になっているでしょう。

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★グローバルアントレプレナーシップやライフシフトなどのダイナミズムは、「探究」のプログラムと結合して、総合型選抜にも結合していくでしょう。総合型選抜は選抜のための入試システムからキャリアガイダンス型入試に明快に移行するでしょう。そこに生成AIがさらに結合するのです。

★ですから、経済力と教育力のかなりの部分でシンクロが起こります。ここ数回、経済力を外生的技術進歩と内生的技術進歩で見てきましたが、その方程式を教育力に置換えると上の図のようになるかもしれませんね。

★学校の人的資本運営は、無形資産を生みます。生徒数は定員が決まっているところがほとんどなので、経済力のように生徒数増による教育力の質のアップは考えにくいですね。

★そうなると、外生的技術進歩と内生的技術進歩のアップデートが重要になってきます。

★外生的技術進歩は、「空からパンが降ってくる」と言われます。ですから、学校に資金力があれば、外から技術を購入してくればよいのです。

★しかし、たいていの学校は資金が潤沢ということはないので、外生的技術進歩は最小限で最大の効果を上げるDXとAIの結合したものに集中するでしょう。そして、内生的技術進歩に力を入れることでしょう。ただ、ここはその技術の背景に「哲学シンキング」あるいはそれに相当する教師や生徒の内的メカニズムをアップデートするシステムが必要になります。

★これらは、見える化されます。

★ですから、保護者は、「外生的技術進歩」「内省的技術進歩」「哲学シンキングなど」というスコープで学校を観るとよいでしょう。この3者の結合力の強さがあれば、国内外の大学進学実績も出るし、何より自分の子どもの未来を子どもが自ら開いていくスキル・マインド・コントリビューションアクションを社会実装する準備ができます。

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