最小限の教育施設で無限の人的資本を生み出す中高スマートスクールの時代
★孫泰蔵さんの書と吉田幸司さんの書を読めば、最小限の教育施設で無限の人的資本を生み出す中高スマートスクールができあがります。
★要するにどこに限られた物質的資源を投入し人間の存在の可能性を開くかということが、気候変動や地政学的なグローカルリスクがある時代必要となるでしょう。自分で考え、判断し、行動するという当たり前の活力、協力し合えるマインドとスキルも、文科省の学習指導要領で語られている通りです。
★しかし、それがなかなかできない。個人は変われるけれど、組織はなかなか変わらない。それはなぜ?無駄な物質的資源が蓄積して、それを維持せざるをない経済循環になっているからです。
★ですから、学校経営を考える時、まず人的資本を最小限の物資的資源で豊かにするかからアイデアを出す必要があります。
★最小限の物資的資源についてすでに孫泰蔵さんは、回答しています。孫さんのビジョンをデフォルトにして、新しいアイデアを考えていけばよいと思います。そして、その考える作業、考えてアクションする作業については、吉田幸司さんが哲学シンキングとして可視化しています。
★すでにいろいろな流儀でコンサルやファシリテートしてきた方々は、読むとピンと来ると思います。吉田さんは、哲学博士であると同時に哲学コンサルタントとして会社も経営し、企業や官庁、学校などにもかかわっていますから、実績も十分です。
★ただ、まだまだ学校経営者や管理職は、そこは従来型の外部コンサルタントや現場の教師に任せていますから、なかなかその発想が湧いてきません。
★まずは、学校経営も「人的資本経営」の重要性を認識し直すところからはじめると、最小限必要な物資的施設は何か、そこから発想を5つの目で見出すにはどうしたらよいか思考回路が動き始めると思う今日この頃です。
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