八雲学園のシン・グローバル教育 新/真の物語が始まる
★昨日、<GLICC Weekly EDU 第151回「八雲学園のシン・グローバル教育」>で、同校副校長菅原久平先生がご登壇。ROUND SQUARE SCHOOLとしての八雲学園の理念<IDEALS>をコンセプトレンズとして、八雲学園全体の具体的な教育の機会と環境を映し出すという、どこの学校も話したことがない本邦初の物語となりました。
★このIDEALSという理念は、<Internationalism><Democracy><Environmentalism><Adventure><Leadership><Service>のイニシャルをつなげたフレーズです。八雲学園が、この海外のエスタブリッシュな私立学校連盟であるROUND SQUAREの加盟が認定されるのに2年間ほど審査を受けました。加盟の条件は、このIDEALSの理念をすべて教育の中で実践しているということです。ですから加盟をしてからやりますでは加盟できないのです。このことが意外と受験業界では知られていないことです。
★ですから、多くの学校の国際理解教育とかグローバル教育というのは、この6つの構成要素のうちの1つである<Internatinalism>という個別解の話で、IBの生みの親クルト・ハーンが私立学校にこの理念を託してつくったのがROUND SQUAREです。いわば、国連の教育の全体の指針を支える実践の場です。その経緯は、第二次世界大戦を二度と起こさないためにと、クルト・ハーン自身の壮絶な経験の中から生まれたものです。
★世界標準のグローバル教育は、この6つの要素の関係総体でできあがっていて、その一つの<Internationalism>の軸だけで行われるものは、世界標準とはいえないのです。このことは、日本から見ているとわかりにくいですね。やはり世界から眺望してみる機会と環境がふんだんにないとなかなか見えません。そして、それが英語の教員だけでが創っていくのではなく、教科横断的にすべての教員がその海外プログラムにかかわることによって見えてきます。八雲学園は長い間、いろいろな海外のプログラムにすべての教員がかかわってきたので、それがもともと見えていたということが、ROUND SQUARE加盟認定の決め手の大きな要素だったでしょう。
★今回は、この6つの要素が、絡み合いながらですが、八雲学園の日常の教育と4つの特徴的な教育にどう反映しているのかを菅原先生が語ってくださいました。かなり具体的に抽象的なコンセプトが体現されているトータルな話です。シン・グローバル教育、つまりこれは本当に新しいグローバル教育のコンセプトだし、真のグローバル教育だということがわかります。
★中1段階で、アルファベットから学ぶ生徒が、高3段階では、CEFR段階のB2,C1、英検でいえば準一級、一級に到達する生徒がどんどん増えています。国内の段階では、CEFR基準でB1でアドバンテージをとれますから、ここまではほぼ全員が到達するでしょう。
★八雲学園は、CEFR基準でC1を目指していますから、当然そうなりますが、それはIDEALSを実現するために必要なのです。なぜなら、CEFRはいわゆる4技能に「対話」の技能もいれているからです。ROUND SQUAREの国際会議では、バラザという対話がキーパフォーマンスですから、対話の高い能力が要求されるのです。
★「対話」は、IDEALSという6つの関係総体を生み出す時のキーコンピテンシーでもあるのです。
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