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2023年10月22日 (日)

聖学院の目に見えない魅力①レゴの意味

★先日、聖学院で広報部長早川太脩先生にお会いできました。早川先生は、LEGOⓇSERIOUS PLAYⓇメソッド教材活用トレーニング認定ファシリテータでもあります。つまり、聖学院と言えば、思考力入試やレゴキングですが、その企画運営の中心的なメンバーでもあるわけです。このことはとても重要な意味があります。

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★レゴというのは、実はMITメディアラボの故シーモア・パパート教授やレズニック教授などのデジタルネーティブである子どもたちの創造的思考力をファシリテートしたいというコンセプトに共鳴したレゴ社が教授たちと協働して遊びと学びのツールとして転換して世に広まったものです。

★早川先生が理科教諭ということもあり、このMITメディアラボのPBLの理論と実践を学んだのが、この認定ファシリテータとして結実しているのです。その背景があっての思考力入試やレゴキングです。また、高校から3つのコースがあるのは、思考力の背景にある8つの知のバランスに応じて生徒の才能を開発し、それぞれの知の発達に応じたキャリアデザインのコンセプトがあるからです。

★実に深い生徒と教師の対話が生みだす、Only One for Othertsの才能。その生成過程は実に魅力的で、海外では、スタンフォードやハーバード、MITメディアラボなどで深く研究が進んでいる分野です。残念ながら、日本の教育学会は、その外国の研究を紹介するものが多く、独自の研究は聖学院のような中高においてなされているのです。

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★ですから、そこは海外から見たらたいへん魅力的なところです。昨今はAI時代です。ますます、このデジタルとリアルな学びの環境をアップデートしている探究型教育を行っている聖学院の教育は世界から見たら超魅力的です。

★しかし、日本では、そこはまだまだ目に見えないと言われる部分です。目に見えない。だからこそ魅力的だと思うのですが、世界の教育の質を見抜く目が受験業界では熟していません。

★とはいえ、気づくひとたちは増えてきています。偏差値以外の基準で教育の魅力をとらえようとする傾向がでてきています。

★聖学院を選択するというのは、そういう多角的な複眼思考の持ち主、つまり子供の未来を考える方々だということを示唆してもいます。

★そして、その目に見えない生徒1人ひとりの才能の開花が可視化されパフォーマンス化される機会が11/2(木)・3(金祝)第117回創立記念祭(文化祭)です。まずは参加してみてはいかがでしょうか!

 

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