« 香蘭の教育 「なぜ」「知りたい」「面白い」という気持ちを大切にする | トップページ | 聖ドミニコ学園の魅力 探究と教科の結合 新しい実践 »

2023年11月 1日 (水)

2027年から移行措置が始まる新学習指導要領がヤバイ!?

★少子高齢化やエネルギーの転換、AI時代突入など、2027年から移行措置が始まるだろう新学習指導要領の改訂射程が次のような座標で表現できると予想します。

【学びをめぐる環境視座】

Photo_20231101064501

★現状でもこの射程をビジョンに収めている私立学校はたくさんあります。しかし、もしかしたらやっているにもかかわらず、哲学なんてやっていないとか起業家精神も授業では育ててないとか、AIなんてまだこれからだとか、学びではなくまだ勉強だよなあとかいう声も聞こえます。

★確かに、まだまだ気づかれていないかもしれないし、部分的かもしれません。また文部科学省が直接このようなことをいう可能性は少ないかもしれません。

★しかし、シリコンバレーをはじめとする世界各地のイノベーションバレーが常にクリエイティブ×イノベーティブを進めるにあたり、マインドフルネスや哲学コンサルタントなどをいれているし、プロジェクトという学びは必須ですし、そもそも起業家精神であふれています。しかもThink globally, Act locallyというグローカルマインドがそれです。今やコンピューターサイエンスは生成AIをはじめとするAIイノベーションは当然の流れです。

★したがって、文科省や経産省がこの流れを無視することはないでしょう。

★まして、世界中が日本の田園都市構想にヒントを得た(そのことを日本人は知らずに軽視しているが、東急電鉄はそれを保守している)スマートシティーやエコシティーへ移行するわけです。

★上記の学びをめぐる環境視座が必要です。この視座を各学校の教育にあてはめてみて、どのくらい重なりがあるか?重なっている部分が多いほど選んだ方がよい学校です。塾も同様です。

★この視座は、孫泰蔵さんや伊藤穣一さんの考え方のレンズにも重なります。

★成城学園の青柳先生が、大学で教職教養の講義をされているようですが、そこで孫さんの「冒険の書」を紹介されたということです。素敵で過激ですね。しかし、教師志望者にとって未来の学校で教鞭をとる時は、上記の【学びをめぐる環境視座】が拡張していることでしょう。

|

« 香蘭の教育 「なぜ」「知りたい」「面白い」という気持ちを大切にする | トップページ | 聖ドミニコ学園の魅力 探究と教科の結合 新しい実践 »

創造的才能」カテゴリの記事

21世紀型教育」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

創造的破壊」カテゴリの記事

教育イノベーション」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

成城学園」カテゴリの記事