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2023年10月11日 (水)

学校の大切な役割 共感的コミュニケーションのスキルとマインドを養える場

★学校の役割は、教師も生徒も共感的コミュニケーションを養える場だと最近改めて感じています。世の中いろいろ権利侵害関連の事件が報道されています。そのような場では、抑圧的コミュニケーションが当たり前のようになっているので、被害者は声を上げにくいわけです。学校は、生徒が卒業後、そのような場に所属してしまったとき、そのコミュニケーションに気づき転換していくようなしなやかで共感的コミュニケーションを広げていくことができる人間力を養える場です。

★今回、共感的コミュニケーションと抑圧的コミュニケーションについて、生成AIであるbingに説明してもらいました。またイメージの絵も描いてもらいました。あまりに的確なので、驚きです。

「共感的コミュニケーションとは、相手の感情や考えを理解し、それに対して共感や支持を示すことです。共感的コミュニケーションでは、相手の立場や目線に立って話を聞き、自分の感情ではなく相手の感情に関心を持ちます。共感的コミュニケーションは、相手との信頼関係を築き、対話や協力を促進する効果があります。」

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「抑圧的コミュニケーションとは、相手の感情や考えを無視し、自分の意見や価値観を押し付けることです。抑圧的コミュニケーションでは、相手の立場や目線に立たず、自分の感情や利益を優先します。抑圧的コミュニケーションは、相手との関係を損ない、対立や抵抗を引き起こす可能性があります。」

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★さらに、共感的コミュニケーションと抑圧的コミュニケーションの比較を表にまとめてもらいました。すると以下のようになりました。わかりやすいですね。

共感的コミュニケーション    抑圧的コミュニケーション
相手の感情や考えを理解する  相手の感情や考えを無視する
相手に共感や支持を示す    自分の意見や価値観を押し付ける
相手の立場や目線に立つ    自分の立場や目線から離れない
相手の感情に関心を持つ    自分の感情や利益を優先する
信頼関係を築く        関係を損なう
対話や協力を促進する     対立や抵抗を引き起こす

★そして、共感的コミュニケーションも強制的な雰囲気になる同調圧力型コミュニケーションになるケースもあります。気を付ける必要があります。また表向き抑圧的コミュニケーションではなくても、それは同調圧力型コミュニケーションになっている場合がありますから、クリティカルシンキングは必要です。そういうわけで、同調圧力型コミュニケーションについてとイメージをbingに尋ねてみました。

「同調圧力型のコミュニケーションとは、自分の意見や感情を抑えて、周囲の人々に合わせるように強制されるコミュニケーションのことです。同調圧力型のコミュニケーションが作用している職場では、以下のような特徴が見られます。

上司や先輩が自分の考えを押し付ける
異なる意見や提案をすると、批判や無視をされる
仲間はずれや孤立を恐れて、自分の本音を言えない
みんなで同じ行動や服装をすることが求められる
個性や個人の能力よりも、チームワークや協調性が重視される
同調圧力型のコミュニケーションは、職場の雰囲気や生産性に悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、以下のような問題が起こります。

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創造性や革新性が失われる
意思決定が遅くなる
職場のストレスや不満が高まる
モチベーションや自己肯定感が低下する
人間関係に亀裂が入る
同調圧力型のコミュニケーションから抜け出すためには、以下のような対策が有効です。

自分の考えや感情を素直に表現する
異なる意見や提案を尊重し、受け入れる
他人と比較せず、自分らしさを大切にする
多様性や個性を認め、活かす
コミュニケーションスキルや自己肯定感を高める」

★いろいろなサイトから情報を集めてまとめていますが、結構的確なので感心しています。

★そして、さらに、自分の考えや感情を素直に表現するスキルについても尋ねてみました。すると、自分の思いや考えを正直に伝えるとともに、相手の反応や意見を受け入れることができるコミュニケーションの能力です。このスキルを身につけることで、人間関係を円滑にし、仕事の効率や満足度を高めることができます。

★結局、共感的コミュニケーションのスキルだというコトになり、どこか堂々巡りです。

★やはり、最後は自分で考え抜く力が大事ですね。生成AIの限界を追及し、そこからは自分で考える。こういう時代になったのかもしれません。

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