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2023年10月23日 (月)

富士見丘 中高一貫校レバレッジ度総合ランキング「富士見丘がトップ」

★「週刊ダイヤモンド2023年10月28日号」の特集は「わが子が成長する中高一貫校&塾」。その中で、「2024年度入試 全国中高一貫校314校 レバレッジ度ランキング」というページがあります。首都圏の中高一貫校レバレッジ度総合ランキングのページのタイトルは、「富士見丘がトップ奪還」とあります。

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★直近の入学時と卒業時の偏差値の回帰分析による「学力伸長度」を算出して出されているようです。いずれにしtも、富士見丘の今春の卒業生数は102人。早稲田6人、上智19人、理科大2人、GMARCH+津田塾52人。同誌には記載項目はありませんが、海外の世界大学ランキング100位以内の大学の進学者数なども考慮すると、この結果は十分に実感があります。

★早慶上理科大のレバレッジ度でも、富士見丘は6位、MARCHのレバレッジ度では8位、MARCHの現役進学率では17位になっています。

★富士見丘は、大学進学実績や偏差値を挙げることを目的にした教育は行っていないことは説明するまでもありません。海外の帰国生から人気があるのが何よりその証拠です。帰国生は世界に通用する教育環境があるかどうかをまず選択判断基準にします。

★彼らは、選択の自由や議論の自由、アクションの自由があったうえで、進学実績も優れている学校を選択する傾向になります。その意味で富士見丘は評判をよんでいるのですが、それがこのような進学実績に焦点をあてたランキングでもズレがないということが証明されて、在校生は改めていい学校だと確信を深めていることでしょう。

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