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2023年10月29日 (日)

八雲学園 世界を魅了するグローバル教育

10月27日(金)、GLICC Weekly EDU 第149回「八雲学園の多様な留学プログラム」が開催されました。副校長近藤隆平先生がご登壇。ノイタキュード代表北岡優希さんもゲストコメンテーターとして参加。同校が、多様なグローバルプログラムを実施しているのは有名です。今回は、その中で今年実施した9カ月プログラムの学習と生徒の成長にフォーカスした話になりました。

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★9カ月プログラムを体験した生徒は、ラウンドスクエアの国際会議でも活躍するなど、同校の目標であるグローバルリーダーの意味をカタチづくる貢献を果たします。そのグローバルな知性や感性が育つ学びの具体的な状況が詳しく説明されるのは、おそらく本邦初でしょう。

★ある意味企業秘密なのですが、これをそのまま導入しようとしても、UCサンタバーバラの大学の先生複数を用意することはそう簡単なことではないですし、ラウンドスクエア校になるのもそう簡単ではありません。またサンタバーバラにリゾートホテル並みのレジデンスを所有することなどほとんど無理に近いでしょう。

★このような有形無形の教育資産を歴代の理事長が先生方と創ってきた結晶体ですから、近藤隆平先生は、公開するのに躊躇はなかったのだと思います。

★同じくラウンドスクエア校である姉妹校ケートスクールとのプログラムもこの9カ月プログラムと並行実施されているわけですが、そこらへんのことは次回菅原先生に語っていただくことにします。

★今回もう一つ6月初旬に行われたイエール大学との音楽交流会の具体的な様子について、カメラが入り、北岡さんが編集した動画も見ることができます。近藤先生の用意された動画と合わせると、今回4本の動画を見ることもできます。あまりにも具体的な状況がわかる今回のGWEでした。

★なるほど、世界のエスタブリッシュスクールの生徒が、八雲学園の教育に魅了されて、各国から月替わりに交換留学しに来るはずです。

学校の教育を、受験市場の中で偏差値比較優位競争の目で見るのか、世界市場でグローバルリーダーを育てる教育環境をフォーカスする目で見るのか、本当に大切なことを考えさせられる近藤先生のお話でした。

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