学び―イング・リアルライブミーティング 第1回 教育の大切なコトに意識を持っている多様な人々が対話
★立命館東京キャンパスの3階の対話スペースで、「学び―イング・リアルライブミーティング 第1回」が開催。授業とは、学校とは、授業デザインとは何か、楽しく、じっくり語り合いましょうという時間が広がっていました。
★『学びとビーイング』編集委員の方々は、河口竜行さん(和洋国府台女子中学高等学校)、木村 剛さん(静岡雙葉中学校・高等学校 教諭)、法貴孝哲さん(清真学園高等学校・中学校 教諭)、皆川雅樹さん(産業能率大学経営学部 准教授)、米元洋次さん(産業能率大学経営学部 講師/合同会社Active Learners 共同代表)、安 修平さん(合同会社りょうゆう出版代表社員)。
★かつてある団体グループでいっしょで、離れた後も問題意識を共有していた(と私は思っている)安さんが、こんなすてきなミーティングの仕掛け人の一人というコトを知って、参加してみました。
★私自身も研修をやったり、企画の手伝いをしたり、観たりしてきましたが、ほとんどが、一つの明確なテーマやモノの使い方などについての研修ばかりでした。ところが、同ミーティングは、編集委員の方々がご自身のネットワークで授業や学校についてとても重要だけれど教育行政のような目の粗い制度では、見逃されてしまう、それゆえ一般メディではあまり論じられない最も大切な教育現場でのコトを可視化する挑戦をしていました。
★したがって、教育現場で大切なコトという点では一見一つのテーマがあるようなのですが、その大切なコトは、参加者一人一人の深い思いにあり、実に多様でした。共通性と多様性は、共通性の多様性であり、多様性の通奏低音としての共通性という両面の意味合いがありそうなミーティングになっていました。
★具体的なことはかなり生々しいので、参加した執筆者が、公にできる範囲で具体的状況の中での取り組みを書くでしょう。上記の写真の本が2巻まで出版され、今月末には第3巻が出版される予定ということです。楽しみに待ちましょう。
★私自身も、多くの方々とお会いでき、いろいろなヒントをもらいました。K学園のU先生からは、生徒自身が問いづくりを自走していく探究型の授業をされている話をお聞きし、そこで確かに生徒は成長しているのですが、その成長という概念は、決して学力の定着だけにとどまっていないことに感銘を受けました。ものの見方や考え方、生きざまが自分ごとを軸に大きく変容しているのです。成長の本質に触れ感動しました。
★S先生は、相変わらず、マインドフルネスな雰囲気に包まれていましたが、その雰囲気とU先生の発想をつなげると、なんとマインドフルネス対話(MD)を授業の中で展開できると気づきました。S先生にその話をするとさっそくMDを授業や探究に埋め込むWSをデザインしようというコトになりました。
★授業と探究の接点、生徒指導と学習指導の接点は、確かに対話なのですが、その対話はMDというシステムによって一つの新しい関係性が開かれてくることになるのではないか。学びーイング。わたくしたち人間は、ハイデガーによると現存在(ダーザイン)と存在(ザイン)との関係性のようですが、存在とは学ぶ存在の在り方そのものだったのかもしれないと妄想もしたりしました。
★となると、学びーイングは、学び続けることによって人間の生きざまを変えていくことにもなります。ライフシフトとは仕事や職業が移行することですが、それは必ずしも生きざまの変容ではないかもしれません。まさに現存在と存在の関係性ですね。ライフシフトと生きざま変容の関係性は、現存在と存在の関係性に収束していくのかもしれません。
★多様性の高次元への収束性。それを見ることができる目が設定されるようになっていく学び―イングにおける対話。つまりMDはなかなかおもしろい発想だなあと。
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