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2023年10月20日 (金)

2024年中学入試はレバレッジポイント(01)文杉の場合

★昨日、文化学園大学杉並(以降「文杉」)の校長松谷先生、副校長青井先生、次世代教育開発部長染谷先生と対話ができました。DD(ダブルディプロマ)ですでに有名な学園ですが、さらに次に進んでいるというのです。その具体的なプランは2024年度に公開されますが、その準備が多様なプロジェクトで展開しています。その辺りは、1月号でまとめてみたいと思います。

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★松谷校長は、一般財団法人東京私立中学高等学校協会の常任理事でもあって、東京私学全体のビジョンを考えつつ、その最前線で学園が貢献しなければという強い意志を持っています。それゆえ、2024年からは、大きな転換点だと。感動教育をひごろから行っていますが、それは世界の子どもたちも感動できる教育であってほしいと。つまり、世界が文杉の教育に魅力を感じるように教育環境をデザインししているし、もっとしたいのだと。

★そのミッションをうけ、この夏青井副校長は30人ずつ生徒といっしょにインドとドバイに研修旅行に行ってきました。青井先生は、今のDDコースを構築しているキーパーソンでもあります。

★そして若手教員たちのスーパーロールモデルで教育界で注目を浴びている若き俊英の染谷先生は、シンガポールに教育リサーチに行ってきました。

★DDのカナダ、インド、ドバイ、シンガポール。これをぐるっとみてくると、あることに気づきます。小さなイギリスが、実は世界の人口の25%をシェアする人口(コモンウェルス機構として)を持っているのだと。そしてその国々は軍事、経済などで協力ができる体制になってもいるし、何よりシェークスピアやニュートン、ターナーなど以来の教育や学問という世界知を共有しているのです。その世界知の泉がオックスブリッジをはじめとするイギリスの大学です。

★先生方のお話をお聴きしながら、近代的民主主義と産業革命の両方を世界で最初に確立したイギリスの世界戦略が今もこうして続いていることに気づき驚きです。

★アルビン・トフラーも言ったように、軍事力→経済力→知の力とパワーシフトしているその世界戦略。しかしその戦略の光と影のうちの影の部分が色濃くなってきたので、カナダを筆頭にOne Earth Projectが発動し、ディストピアからプロトピアに転換する時代がやってきたというのが、世界の動きだというのを、文杉の先生方は感じているのです。

★そのために自分たちはどうするのか?それは受験市場で教育の魅力の比較優位を競うようなことをしてはいけないのだと。世界が魅力を感じるような教育出動をしようではないかという未来創りなのだと。

★文杉は、DDコースのコンセプトが学内全体に浸透しています。地球市民のマインドとスキルが浸透しているわけです。もちろん、AIや英語という道具を使うハイパフォーマンスは言うに及ばずです。このハイパフォーマンスを生み出すコンセプチュアルな学びの場が確立しているのです。

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