【研究所ブログ第3回】東京私学教育研究所の研修のプログラムの仕組み 50以上の多様な研修デザインをする「研修デザインコード」
★<【研究所ブログ第3回】東京私学教育研究所の研修のプログラムの仕組み>を読んで、改めて東京私学教育研究所のメンバーのプログラムデザイン力は無限の力をもっていると感動しました。東京私学の知の財産を増やすメンバーのハイパフォーマンスに今学んでいます。
【研修デザインコード】
★というのも、同研究所に限らず、セミナーや研修というと座学とシェアリングはワンセットになっている場合が、今はほとんどですね。たしかに、それは同研究所も基本形です。しかし、その座学もミニワークショップとミックスしたり、シェアリングも対話やグループワーク、ワークショップなど様々です。
★ですから、同研究所は、大項目として「研修の基本形」と「研修のバリエーション」を分けています。このバリエーションは、同研究所が実施する研修委員会は25種類もあり、それぞれが年間最低2回は研修をデザインし実施します。年間50以上の研修を実施しているのです。その委員会の各学校の先生方は、ご自身いろいろなセミナーや研修に参加し、自分なりの手法を実践しています。
★25種類の各委員会には6人前後先生方が委員になっていますから、150人強が自分の得意とする知恵や学びのデザインを出し合いミックスしていきます。したがって、上記の同研究所の「研修デザインコード」の詳細項目は増えていくばかりです。そして、そこからテーマや目的に応じて選択され結合されて研修がデザインされていきます。
★中項目として「情報受容」「情報共有」「情報創造」というカテゴリーが思考コードに対応していることも推察できると思います。この「研修デザインコード」の詳細項目が増え、ミックスが進むということは、研修が「創造的」な次元まで求められるようになってきたことを示唆しています。
★したがって、同研究所の実施する研修は、デザイン多元論的になっていって、一つのデザイン方法だけで成り立っているわけではないのです。研修デザインの多様性や選択可能性が、委員の先生方と参加する先生方とのケミストリーをさらに生んでいくことになります。
★このようなデザイン方法多元論という広がりがでるのは、東京の各私学の先生方が協働するからです。だれか偉い先生の手法を代々引き継ぐ職人気質の研修とは違いがあります。
★そのようなセミナーや研修にもちろん参加して磨きをかけている先生もたくさんいます。
★ただ、同研究所の研修は、特別な先生にとってのセミナーではなく、私学の先生方すべてが体得できる技術や知恵を開発しているといえます。
★1つの方法を深堀していく自己マスタリーは大いに結構です。しかし、私学という学びのチームワークを横広がりにしていくのもあってよいでしょう。縦と横の深さと広がり、つまりT字型学びが拡大することがよいことであることは間違いありません。
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