続工学院の魅力 チェンジメーカーとしての成長躍動が凄い グーグルフォーム分析とメタローグ分析で
★工学院の生徒のみなさんが対話している姿を観察して、そのあとグーグルフォーム(協力:日本私学教育研究所伊東竜氏)でクロスクエスチョンと思考のレンズのアンケートに答えてもらいました。すると、非認知能力が半端ないことがわかり、チェンジメーカーの生成力が圧倒的である工学院に驚愕でした。
★生徒の対話を観ていると、そこにはあの3F(フラット・フェアー・フリー)の雰囲気があり、共感的コミュニケーショゾーン(ECZ)を自分たちで創っているのがわかります。
★3Fは工学院の先生方が創り出す環境ですが、ECZは、自分たちで生み出さなければ自分ごとではありませんから、共感のしようがないからです。
★なぜ、ECZを生徒自身が設定できるのでしょうか?それは、工学院の多様なプログラムが認知能力のみならず非認知能力も生み出すからです。非認知能力は、創造する意志をマインドセットしています。創造する意性は、ECZがあるがゆえに生まれてきます。にわとりが先か卵が先かわかりませんが、この創造する意志とECZはセットですね。
★こうして生まれてくる生徒の非認知能力をフォームによるアンケートで、分析させてもらいました。その結果と対話観察によって、数値化してみたのですが、ぶっちぎっていました。
★Cクエスチョンというのは、教科のクエスチョンでも探求型の社会課題でもない、つまりコンテンツベースではなく、発想が前面に出てくる思考実験型のクエスチョンです。集まってくれた生徒は、それを自分で解いてみます。200字以内で文章を書きます。その書いている際に、自分自身でリフレクションしながら作業しているのは見ていてわかります。
★そして、書いたら、その回答を自分はどんな思考レンズを使って考えたか選択します。これもまたリフレクションです。
★次に、自分たちの考え方について対話します。これもまたリフレクションになっています。
★最後に、自分たちの発想や考え方は、どんな社会課題に転用できるのかまたリフレクションします。
★このリフレクションのプロセスを分析するのがメタローグ分析です。
★対話で見逃されるのは、このリアリスティックリフレクションのループです。このループがぐるぐる次元をあげていくと非認知能力が豊かになっているというコトを示唆するでしょう。
★実は、今回の1時間くらいの対話と10分くらいのフォーム回答で、そのループの次元が上がっているのが見えました。今回の対話とフォームは、実際には工学院の教科や探究の授業の中でぐるぐる回転しています。
★工学院の生徒がチェンジメーカーとしての圧倒的な成長躍動を形作るのは、こうした非認知能力の成長をサポートする教育環境と生徒自身がECZを生み出す内面の泉をこんこんと生み出しているからです。
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