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2023年9月21日 (木)

工学院の魅力① 先進的教育のベースに開国当時の素晴らしい精神性が今も流れている

★鹿鳴館時代、イギリスから若き建築家というかアーティストがやってきました。ジョサイア・コンドルがその人です。開国まもないころ明治政府が招聘しました。コンドルは、今の東大工学部のルーツの工部大学校で、日本初の建築士を育てた人です。その弟子たちが創設にかかわったのが工学院大学です。

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★その創設にかかわった辰野金吾の設計が今復元されている東京駅の丸の内駅舎です。赤レンガでなかなか壮観でありそれでいて風情もあり、観光客の人気のスポットです。そこから歩いて10分くらいのところにこれも復元されて赤レンガ造りの建物があります。三菱1号館で今は美術館として使われていますが、コンドルとその弟子との多分共作でしょう。

★この地は、当時の政府と岩崎家と渋沢家の巧妙なというか絶妙な競争的共在関係が繰り広げられた地で、本人は意識していたかどうかは知らないですが、コンドルも巻き込まれていました。

★いずれにしても、まさかと思われるかもしれないですが、このコンドルの精神が、工学院大学附属中高に美しく輝いているのです。もちろん、私の妄想かもしれません。

★しかし、昨日、中野校長と田中歩先生(高校教務主任)のお二人が対話するシーンに立ち会ったり、21世紀型教育研究センターの学校越境プロジェクトに参加した生徒のリフレクション対話に立ち会ったりして、そう感じたのです。その生徒の対話を見守っている宮井先生(数学科教諭)の話に耳を傾けてそう感じたのです。

★そして、奥津先生(中学校教頭・教務主任)と久しぶりにお会いすることができ対話をしてそう感じたのです。

★さらに、OBの仲野想太郎さんと少しでしたが対話をしてそう感じたのです。仲野さんは後輩の学びをサポートするファシリテーターとしてきていました。ふだんは、仲野さんがもう一人の同期生など仲間と起業している活動の中で、対話をしていますが、そこでもやはりそう感じているのです。(つづく)

 

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