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2023年9月29日 (金)

ファシリテーターって直進的時空と内省的時熟を統合できるマエストロ 永遠の今が開かれる

★東京私学教育研究所の同僚と仕事の合間に対話をします。月に一度は気づくと5時間くらい時間が経っている戦略的内省会議があります。研修も秋の陣にはいって、夏までの回数の重量感はありませんが、それぞれの委員会の実りの豊かさが訪れますから、先に進みつつリフレクションする瞬間があります。短いけれど発見の対話ですね。

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★今年は、とにかく基本形は座学とシェアリングをワンセットでいこうという流れで、座学は座学でミニワークショップ付きの講義だったり、シェアリングも対話だったり、グループワークだったり、じっくりワークショップだったり、バリエーションが豊かでした。上田教授や古澤教授をはじめ座学とワークショップを変幻自在に展開していく多くのマエストロに出遭い感動もしました。

★この夏行われた初任者研修では、そのマエストロは大学の先生方以外に委員の先生方自身がそうでした。先生方は、このシェアリングの時間をたっぷりとっただけではなく、OST(オープン・スペース・テクノロジー)という参加者一人ひとりの興味と関心から出発し、共振し合うメンバー同士対話を深めていくという組織開発の方法を取り入れました。

★1人ひとりの興味と関心からスタートするということは、ある意味コントロールが効かないということで、一般に学校では取り入れられないし、企業だって清水の舞台から・・・という覚悟でやっています。でも、成功した時の人的資本の生まれる勢いが違ってくることも確かだと言われています。考え方の転換だけではなく、生き様の転換が生まれるわけです。

★このOSTというのは、時間と空間のデザインによって参加者の情熱に火をつけ、メラメラとなるようにアフォーダンスしていきます。あるときは直線的時空を設定したり、あるときは円環的な時間を内省的時熟にする設定をしたりします。

★このミックスによって、永遠の今がふと生まれる瞬間があります。ちょっとオカルト的な体験かもしれませんが、ひとり帰り道に星空を見て、何か大切なものをジュワッーと感じるような瞬間です。

★レッド・ツェッペリンのロックの響きを聞いたり、藤田真央オリジナルのモーツアルトのカデンツア聞いたときとか、カラヤンのマーラーの5番を聞いたときとか訪れるあの永遠の今という瞬間。

★もしPBL授業の中に、そんな時空デザインができたならすてきです。カリフォルニア州のオレンジ郡のあるチャータースクールに訪れたとき、子どもたちが先生をマエストローっ!と呼んでいたのを想いだします。もちろん、このマエストロはたんに先生の意味で使われていたのですが。どうしているかなあスーザン・マス校長は。相当高齢だったけれど、めちゃくちゃ情熱と慈愛に満ちた方でした。

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