« 対話関係を生み出す分解・統合・変形ワークショップ 伊東竜氏とコラボして➋ | トップページ | グローバル教育とは、One Earthの循環態の思考のコンセプトレンズを共有するコトかも »

2023年9月10日 (日)

対話関係を生み出す分解・統合・変形ワークショップ 伊東竜氏とコラボして➌

★不思議なのですが、伊東氏とコラボしてきたWSは3年前パウロの校長に就任した時の夏も2年目に入った時の夏もだいたい5時間でワンセットのWSだったのです。父母の会との対話WSも年間5回ですから5時間ですね。ただし、1回90分ではありましたが。福島でも5時間半ですから、WSを5回ぎりぎり回せました。大学で1セメスターの講義は15時間でしたが、たしかに3テーマはできたましたから、私たちのWSは5時間くらいであるゴール設定になんとかいけるのかもしれません。

Ne-earth-ws

★自然と社会と精神の循環を生み出す思考のコンセプトレンスを掘り当てるというのが、私たちのWSのデザインの仕掛けです。いたってシンプルで、同じ構造のWSを少しずつ次元をあげて5回回します。すると、これらのWSの構造を循環させる思考の種であるコンセプトレンズを参加者一人一人が見出していくということになります。

★思考のコンセプトレンズは、一人ひとり違ってよいので、思考のコンセプトレンズとは何かから始めません。まずやってみようというWSⅠから5回、回転したところで最終ピアリフレクションをしてそれぞれに行き着くわけです。

★もちろん、私たちの仮説はプレゼンします。でも同じでなくてよいのです。One Earthという循環態に適用できるかどうかがその信頼性、正当性、妥当性を実感することになるからです。ですから、このようなWSを幾つも体験したり、自分でデザインしたりしながら、WS自体もコンセプトレンズ自体もアップデートしていくでよいと私たちは考えています。

★今回は使いませんでしたが、WSの過程で、生成AIも使うことができます。今回実は講義で使うデータ整理にはAIを使ったのですが、WSではそうしなかったのです。はじめは使おうと思ったのですが、私たちが設定したWSの問いに対し、生成AIの反応がボロボロだったので、生成AIにはできないWSをやれるのだなあと伊東氏とかえって勇気をもらえるとなったわけです。

Ito_20230910183701

★ファシリテーター伊東氏とコラボしたWSについては、いずれ具体的にご紹介しようと思います。また、田中歩先生、柴谷先生、片瀬先生などとも協働してさらにアップデートしたものを紹介できると思います。

|

« 対話関係を生み出す分解・統合・変形ワークショップ 伊東竜氏とコラボして➋ | トップページ | グローバル教育とは、One Earthの循環態の思考のコンセプトレンズを共有するコトかも »

創造的才能」カテゴリの記事

21世紀型教育」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

高校入試」カテゴリの記事