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2023年7月 9日 (日)

2050年大学の役割が変わる

★おそらく2050年には、大学は、トニー・ワーグナー教授の発想のようになるのではないかと。日本も18歳で成人になっています。18歳で、グローバルアントレプレナーになるということを意味するのが、2030年以降です。大学は、今以上の専門集団になるのですが、グローバルアントレプレナーは新市場を創出しながら、大学知を活用しながらOne Earthを持続可能にする新しい資本主義経済のサポーターになっています。

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(写真は、bingが作成してくれました。)

★ですから、高校卒業後は、グローバルアントレプレナーとして社会にでるのです。大学に行くもありですが、それは大学卒業後、専門的な知を発展させるスタッフとなるために行きますから、給料がでます。国からの助成金も出ますが、高校卒業後のグローバルアントレプレナーが起業し、必要な知や開発の協力を大学に依頼し、そのコンサル料や開発費を大学機関に支払うというわけです。大学も企業化するのですが(現在もそうですがもっと進化します)、知のニューコモンズとしての役割がベースで、そのために国からあるいは国際機関から認定及び評価され続けます。

★どこかの大学を卒業したから凄いだなんて世界は終焉を迎えています。グローバルアントレプレナーですから、依頼先が海外の大学であってももちろん構わないのです。大学がサバイバルするには、新論文の作成量とその論文によって開発される技術の特許料の資産がものをいうようになるでしょう。

★アントレプレナーを支えるのには、国際機関が世界のアントレプレナーにベーシックインカムを渡します。年金の先渡しのような発想です。そして、70以上には、ベーシックインカムがでなくても生きていける蓄財を準備しておくということになるでしょう。

★介護などは、介護ロボットが活躍していて、幸せな老後が保障されるようになっているでしょう。グローバルアントレプレナーは、One Earthとその延長上にある宇宙に市場を広げているでしょう。市場は無限というわけです。

★地球貢献、宇宙貢献などがお金に換算されるようになり、貨幣の意味が利潤のための交換手段ではなく、多様な貢献を増幅するための交換手段となっているでしょう。もちろん、仮想貨幣になっているでしょう。

★結局、高校の学びは、リベラルアーツ知と経営智を学んで、グローバルアントレプレナーシップを育成するカリキュラムになっているでしょう。大学の学問知の前提の教科の学習知は、今の受験業界が巨大なデータベースに集約し、AIによって、高校生が調べたいときに活用できるようになっているでしょう。利用料は、今のサブスクのような会費制になっていればよいわけです。

★エッ!?国際政治はどうなるのか?グローバルアントレプレナーがOne Earthを持続可能にする世界をWEB3.0 以降のシステムで創っていくでしょう。戦争など論外という世界になります。富の格差をなくすわけですから、富の争奪を巡る戦争はなくなるはずです。

★犯罪は、予防の前に予防できる医療技術が発展しているので、それも回避できるでしょう。

★自然災害も起きないように防衛していきますから、自衛隊や消防団などのシステムも変わりますが、その存在は極めて重要です。もっとも、そこもグローバルアントレプレナーが起業する部分でもあるとなるでしょう。

★そんなグローバルアントレプレナーを輩出するのは、当面私立高校ですが、やがて、アントレプレナーが学校を運営しますから、公立学校は、すべて私立学校になるかもしれません。しかも、メタバースが発展しますから、生徒募集は広域になるかもしれません。

★もちろん、以上全て妄想ですが。

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