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2023年7月13日 (木)

落合陽一さん中学入試雑誌に登場!「my TYPE7月号」首都圏模試センター発刊

首都圏模試センターが発刊している「my TYPE! 第7号(2023年7月9日発行)」に、落合陽一さんが登場しています。同雑誌を頂いてページを開くや丸々一ページが落合さんの写真。インパクト!激震!感動!まさか中学入試業界に落合さんが登場するという発想はありませんでしたからね。テーマは、「コスパ・タイパ時代の読書の価値」で、取材・構成は泉義彦(教育系コピーライター)さん。「ネットで検索してわかることと必要な時に頭の中から知識を引き出すことは違います」と落合陽一さんにインタビューしている記事です。

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★落合さんとは面識はありませんが、なぜか親近感があるんです。21世紀型教育機構を先生方と創っていた時から、落合さんの著書は読んでいて、よく集まりながら読書会風の飲み会もやっていました。同機構をつくるコンセプトの1つにリチャード・フロリダのクリエイティブクラスというのがあるのですが、それについても落合さんが言及する本が出版されたりして、オッ!なんかコンセプトレンズ親和性があるなあと思っていたのです。

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★そして昨年ですか、上記写真「忘れる読書」が出版されました。驚きました。仲間といっしょに未来づくりの教育に1972年の「成長の限界」の中心的執筆者のドネラ・メドウズのシステム思考やメンタルモデルに注目して、どのようにPBLの中に埋め込むか、SDGsをベースにいろいろミニ研究会を行い、構想を練り上げていました。その成果の一つであるWSをこの夏福島で研修を仲間とやりますが、すでにコンセプトは、昨年の5月東京私学教育研究所の中学入試ガイドブック≪DISCOVER≫に盛り込み、今年の5月にはアップデートしたものでを出しているのです。

★話が長くなりましたが、上記写真の落合さんの著書の前書きに、ドネラ・メドウズのことが言及され、同書がドネラ・メドウズの日本人研究家の方の支えで、世に出たというのです。親和性ますますという感じです。

★そして、不思議なことに、首都圏模試センター発刊の受験雑誌「しゅとも」で「持続可能な社会への変革 ドネラ・プロジェクト」の企画が立ち上がり、今年4月から連載寄稿しているわけです。

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★なんか元気がでました。1998年ごろから影響を受けたというか衝撃を受けたのが、今千葉工業大学の学長に就任した伊藤穰一さんだったし、アメリカのリチャード・フロリダだったし、2015年本格的に21世紀型教育機構が稼働し始めたときには、落合陽一さんでした。

★そして上記の書を読んだ時、落合さんがニーチェの書や風姿花伝に影響を受けていたり、茶の道にも興味と関心があるという。ミカドの肖像についても言及していて、なんだなんだ、私学人の系譜の私の参考書の1冊じゃんなんて同書には興奮したものです。

★何より、ジョン・ロックが登場するのはすばらしい。≪私学の系譜≫中の系譜です。とにもmy TYPEご購読を!

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