文京学院大学女子 サイエンス教育とグローバル教育のクロスプログラム
★ノイタキュード代表北岡優希さんが、ご自身のfacebookにこう書き込んでいました。「先週の水曜日から1週間、文京学院大学女子高等学校の理数キャリアコースのサイエンスフェアに取材同行させていただきました。タイ王国Princess Chulabhorn Science High Shcoolと提携し、毎年1週間ほどお互いの生徒の交換留学を行っています。今回はタイから11人の生徒と4人の先生が来て、文京学院の生徒たちと楽しく有意義な時間を過ごしていました。」
(写真は、北岡さんのfacebookから)
★ここまで、読んだ時、そういえば、文京学院大学女子は、かつてSSH認定校で、相当サイエンス教育に力をいれていることを想いだしました。サイエンスエリアを見学させて頂いたこともあり、たしかに驚いていた記憶がよみがえりました。そして、次の北岡さんの文章を読んで、同校のサイトを調べてみようというアクションにつながりました。
「今回自分は学校のご厚意により1週間毎日6限まで全てのプログラムに参加し撮影しました。これまでに培った全ての機材と技術を惜しみなく活用させることができ、また普通では絶対に見られることのない生のやり取りを見ることができ、本当に貴重な体験でした。めちゃくちゃ楽しかったです。」
★なになに、「めちゃくちゃ楽しかった」ですと。北岡さんがそういっているなら、よほど何かあると思ったからです。
★すると、すぐに「高等学校:理数キャリアコース生徒が「ISEF」で快挙」という記事が目に入りました。同校の理数キャリアコースの高校3年生の2人が、5月に米国で開かれた「ISEF2023(国際学生科学技術フェア)」に日本代表で出場し、材料科学部門で優秀賞4等に選ばれたということです。すごいですね。
★タイの学校とのサイエンス国際交流といい、渡米して国際学生科学技術フェアに参加して受賞してくるなど、サイエンス教育とグローバル教育が一体化しているのは、魅力的な教育環境デザインといえましょう。
★そもそもサイエンスは世界共通語でもあります。グローバル教育の真骨頂ですね。
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