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2023年6月17日 (土)

PBL 今更ながらの重要性

★PBLは今や教育業界では人口に膾炙されています。バズワードでもあるかもしれません。定義づけなどは、いろいろな方が試みているので、検索すればよいので、ここでは、意外と新たな重要性がでてきた幾つかのフェーズをメモしておきたいと思います。

1)ハラスメントに、一方通行型授業は陥りやすい。

2)メンタルヘルスを、一方通行型授業は壊すリスクが高い。

3)学習者のエージェンシーの壁に一方通行型授業は、なりやすい。

4)関係性を作らない自立を、一方通行型授業は提唱しがち。

5)生徒指導と学習指導を分離していることに、一方通行型授業は気づかない。

★PBLが、このようなアンコンシャスバイアスを払拭する重要性は再認識され始めているのかもしれません。たとえ、それが不完全だといわれても、対話やディスカッションの機会を入れることが、大切なのです。

★学習権という人権の問題が、授業の背景に横たわっていることに、グローバルな視点から観る保護者が現れてきたということです。

★私たち教育関係者は、ここは辛いかもしれませんが、リフレクションやモニタリングをしておくことは重要です。

★もちろん、行政政策や生徒募集のための、つまり経済のための手段としてPBLを推奨するのは転倒していますが

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