生成AIにおけるプロンプトエンジニアリングと思考コード
★生成AIは、自然言語(日常使っている言語)で指示することでコード無しでAIを操作できるので、その操作をプロンプトエンジニアリングと呼ばれています。このワードを検索すると山ほどでてきます。NHKの番組では、このプロンプトエンジニアは5000万くらい稼げるなどという話まで流していました。また最近東大の松尾教授も、プロンプトエンジニアは重要な役割を担うと日経などで語っています。
★プロンプトエンジニアリングの手法は、ゼロショット・プロンプティング、 フューショット・プロンプティング、 チェーンオブソート・プロンプティング(CoT)、 ゼロ ショット CoT・・・などとすでに呼ばれています。
★ゼロショットとは、チャットGPTなどで問いを出す時、思考コードでいう単純な問いのことです。フューショットとは、複数のことを聴いてみることです。このフューショットの複雑性を増やしていけば、想定された回答以上の変形が起きてきます。
★また、チェーンオブソート(CoT)とは、問いかけ、回答され、それについてまた問いかけをつないでいきます。これは論理的に連鎖していくとそれなりの論述文ができあがります。
★このCoTにゼロショットなどを組み合わせてゼロショットCoTをしていくことで、どんどん論述文は広がってちょとした小論文に変形されていきます。
★プロンプトエンジニリングによって、AIの才能を開花させ、最適解を引き出すことがある程度できます。
★しかも、ある詩人の詩を提示し、この詩人のように愛について詩を作ってくださいとリクエストすると、それなりに創ってきます。クリエイティブな様相を呈してきます。さらに同じ詩人の詩を提示して、同じ質問をすると自己調整してブラッシュアップしてきます。
★幾つかの条件を提示して、これらの条件を満たす活動はどうなるのかと問うと、新たな活動案が生まれてもきます。もはや新しい知識も確率的に推論してきます。
★既存の知識を組み合わせることは、人間であっても創造と呼びます。
★しかし、枠組みを破壊して「脱獄」というプロンプトエンジニアリングもあります。これが、生成AIの危うさです。ですから思考コードC3は協働性を重視します。脱獄や破壊のリスクママネジメントするプロンプトエンジニアリングが必要になります。
★おそらく、正当性、信頼性、妥当性という条件を満たすことを最終的には問わねばならないし、その3条件を満たすエピソードも書き込まなければならないでしょう。
★もし思考コードのような発想がなければ危ういかもしれませんが、それはまさに人間と同じですね。もともと言語生成AIは人間の自然言語をモデルにしているのですから当然です。
★結局、言語生成AIにおけるプロンプトエンジニアリングは、人間の言語能力を高め、かつ正当性、信頼性、妥当性という倫理を形成していく活用ができるということなのかもしれません。それにしても、思考コード発想はここにきてさらに必要ということですね。
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