第3回学校づくり研究会②~生成AIを通して教育システムや人間存在について対話を深めている。
★学校づくり研究会は、毎年、時代の要請をリサーチしながら研究テーマを決めていきます。人間や地球の危機は時代によって違い、その危機を乗り越える時代の要請に耳を傾けながら、同研究会の研究テーマは探索されていきます。もちろん、対症療法的なテーマではなく、何か根源的な問題に向かい合うところまで対話を深めていきます。ですから、時代によって一見要請が変わっているようでありながら、果たしてどうなのかという逆発想も含めて対話は進みます。直線的な論理的発想というより、ゆらぎや響きの間の論理的な思考とでもいいたくなるような発想です。
★今年度は、今まさに話題になっている。いや今まさに人間の知のあり方や學校のあり方の転換が迫られているという認識のもと、生成AIについてリサーチし、何が問題なのか整理し、その正体は何かを突きつめつつ、生徒とどのように使っていくのか現場の具体的な文脈を変えていくかもしれない局面にまで迫っていきます。
★そして、驚くのは、委員長も委員もA4数枚の論考を書いて、その論考に基づいて対話をしていくのです。それを月一回のペースで進め、あるときはほかの委員会の研修のファシリテーターとしても参加します。
★ある意味、私学の共有地ならぬ共有知を形成しているかのような活動です。
★それぞれの教科という専門性や専門以外の自分の教養を活用して、それぞれのアプローチで論考が提出されシェアされていくのです。月に1回の対話ですが、そこに結実するまでのそしてそこからまた次が始まるというそれぞれの先生方の研究のプロセスがすさまじいエネルギー態です。
★このエネルギーが1年間蓄積され、新たなエネルギー転換が起こるとき、すばらしい成果が表れるはずです。まさに共有知の量質共に充実するでしょう。
★それぞれの先生の論考はいずれなんらかの形で公開されるでしょう。ワクワクしますね。
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