2024年中学入試の行方(19)成蹊の魅力 同窓力と対話力と表現力、そしてリーダーシップ
★成蹊の中学入試の総出願数は、国際学級入試と一般入試の両方を合わせると、毎年およそ1000名をキープしています。定員が確か145名ぐらいでしょうから、この総出願数の高め安定は、同校の魅力が中学入試市場で評判を呼んでいるというコトを示唆しているのでしょう。その魅力とはなんでしょう。
(写真は、首都圏模試センターのサイトから。)
★色々調べて、同窓力と対話力、表現力、そしてリーダーシップになるなあと。そのうえで、最近話題のチャットGTPはどう回答するか、「成蹊中学の魅力を教えてください」と投げかけてみました。すると例の如く瞬時に回答。しかも1183文字も。GTPは間違いもあるわけですが、たぶん実感とズレていないと感じました。ここで、その字数の文章をご紹介するのはちょっと長いので、「以上を200字以内でシンプルにまとめてください」と投げかけました。すると、こうなりました。
「成蹊中学の魅力は、高い学力と多様な教育プログラム、充実した部活動、優れた施設と環境、伝統と歴史を持つ学校であり、生徒の個性を尊重し社会的なリーダーシップやチャレンジ精神を養う教育を行っている点があります。卒業後も先輩や後輩とのつながりを大切にし、幅広い可能性を開放し、将来の成功をサポートする学びの場です。」
★なんと簡にして要を得た回答です。私が感じていた同窓力、リーダーシップはきちんととらえられていました。そして、直接文言には現れていませんが、多様な教育プログラム、チャレンジ精神、将来の成功をサポートするというところあたりの背景には、当然表現力や対話力があるはずです。
★首都圏模試センターの成蹊中学校の記事「新たな景色を創造する生徒たちに共通する素直さとみずみずしさ」などは、仙田校長と在校生のみずみずしく、未来の可能性に満ちた対話が収録されていますから、ぜひお読みいただきたいのですが、たしかに表現力や対話力があることが、この記事では前面にでてきています。
★チャットGTPはファクトをベースに情報収集してくれます。首都圏模試センターは、ファクトとその背景にある教師と生徒の内面的なつながりも表現してくれます。そして圧巻なのが、<校長ブログ「百代の過客」>です。仙田校長の成蹊の教育の全体像への視座と日々の生徒の活躍への眼差しは、同校のすてきな雰囲気が伝わってきます。
★このような情報を収集しつつ、実際に学校に訪れるとさらに成蹊中学の魅力に引き込まれることでしょう。
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