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2023年4月23日 (日)

東京私学教育研究所情報(05)私学経営研究会(理事長・校長部会)第1回委員会開催

★先週4月21日(金)一般財団法人東京私立中学高等学校協会会議室で、私学経営研究会の第1回委員会が開催されました。同協会には。東京私学教育研究所(所長平方邦行先生)が設けられており、同協会が主催する研修会のサポートをしています。研修会は、経営領域、人材育成領域、教育課程領域などをカバーし、それぞれの研修会は、さらにその領域を細分化し、トータル55の委員会があります。研修会は、各委員会が年に2回から3回行いますから、年間の3分の1以上東京私学の先生方は(もちろん希望者ですが)研修で自己マスタリーと学校に持ち帰って教育のアップデートの議論の環を広めていくシステムになっています。私学経営研究会は、その55の委員会のうちの1つで、理事長校長部会が担い、私学の経営領域をカバーしています。

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(理事長校長部会委員長 高橋博先生:聖パウロ学園理事長・学園長)

★同部会は、毎月のように私学の経営の未来構想をし、そこから新しい教育関連制度、私学をとりまく経済状況とそれに伴うイノベーションの環境変化、組織開発、人材開発などを議論し、その時々の喫緊のトピックを見定め、研修会の企画を策定していきます。もちろん、それらの経営をする際に、学校のリスクマネジメントの実態、とくに近時の教育法化現象のケースメソッドの情報共有もしています。

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(一般財団法人東京私学教育研究所所長 平方邦行先生:工学院大学附属中学校高等学校前校長)

★同部会の委員長は高橋博先生(聖パウロ学園理事長・学園長)で、他に4名の校長と東京私学教育研究所所長の平方先生をはじめ、同協会のメンバーが5名の、全部で10名の委員で構成されています。

★昨年は、7月に小田原で宿泊研修を行いましたが、トピックは「学校におけるハラスメントについて」と「創造性を養う学びとプログラミング教育」の二本立てでした。リスクマネジメントと私学の先進性の領域の最新情報の共有をしたわけです。

★プログラムは講演&ミニWSと分科会におけるシェアリングが大きな流れです。分科会では講師の方と各委員がファシリテーターの役割を果たします。

★トピックが図で、WSとシェアリングが地ですが、ひっくりかえすとプロジェクト学習になります。参加者は理事長、校長、管理職などですが、現場の教師が行っている「主体的・対話的で深い学び」の授業も結果的に経験できるように同部会はデザインしているのです。

★私学の独自性、先見性、先進性を多角的にまた私学の知恵を結集して生み出すことを持続可能にする同部会の役割はとても大切ですね。5月21日、国際フォーラムで開催される合同説明会「Discover 私立一貫教育2023東京私立中学合同相談会」の申し込みも始まっていますが、同日比較で、1.5倍の速度で申し込みの方々が増えています。

★2023年も、私学の子どもの未来づくりのための教育インパクトは続きます。現場の教職員と理事会など経営陣のチームワークの腕の見せ所です。

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