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2023年4月15日 (土)

東京私学教育研究所情報(04)令和5年5月8日(月)初任者研修「令和5年度 全体研修会」 私学教員の“ウェルビーイング” 講師:世田谷学園中学高等学校校長山本慈訓先生

令和5年5月8日(月)初任者研修「令和5年度 全体研修会」が開催されます。テーマは「私学教員の“ウェルビーイング”」。講師は、世田谷学園中学高等学校校長の山本慈訓先生です。山本先生は、一般財団法人東京私立中学高等学校協会文化部長も務め、東京私学全体の文化や芸術に関する教育環境をサポートしています。豊かな文化・芸術の環境こそウェルビーイングを生み出します。そして、その活力の源は、各私学の教員や生徒です。今回は、その教員とくに初任者対象に「私学教員の“ウェルビーイング”」について語られます。

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(資料はこちら)

★ウェルビーイングについては、山本校長が語られる予定の「OECDラーニング・コンパス(学びの羅針盤)2030」で最上位の目標とされ、そのための生徒のエージェンシーや自己変容などについて、世界各国、もちろん日本でも議論され、実践されてきています。

★また、SDGsの文脈においても当然でてきていて、SDGsのルーツであるローマクラブの「成長の限界」出版50周年を迎えた昨年、ローマクラブが「成長の限界」をアップデートしたレポートを発刊し、ウェルビーイングは、その中でも中核的なコンセプトになっています。

★そして、今回のパンデミックで、WHOが健康概念の変容を、多くの世界の公衆衛生や保健体育関係の見識者と議論を積み上げてきました。その際、目標として前面にでてきた考え方がウェルビーイングです。

★Z世代は、ウェルビーイングについて取り組んでいる企業に好感をもち、就職先の参照情報としているぐらいです。

★私学がウェルビーイングについてどう感じ、どう考え、実践しているのか、世田谷学園と私学全体とさらに世界への複合的な眼差しをお持ちの山本慈訓先生のお話を傾聴して、またご報告します。

★なお、この初任者研修を運営している委員の私学の先生方をお知らせします。このような企画を多くの私学の先生方が、ご自身の学校の業務でお忙しいにもかかわらず、私学の気概を生み出しています。

【委員名(学校名)※委員は支部順】
委員長 更科 幸一(自由学園)
委 員 星野 真人(國學院) 風見 加菜恵(関東第一)
鷲尾 真樹(田園調布学園) 石井 克己(成蹊)

★委員会の企画会議に参加しましたが、いずれの先生も情熱というマインドと組織開発・人材開発・教育開発のスキルを自然体で発揮している様子に立ち会うことができました。それぞれ独自の建学の精神をベースにしながら、普遍的な私学スピリットを生み出しているのに感銘しました。

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