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2023年3月19日 (日)

GLICC Weekly EDU 第120回「聖学院ー『創造と貢献』が切り拓く未来」 児浦先生聖学院の豊かな教育の質をしみじみ語る

GWE120回は、120周年を迎えた聖学院の広報部長であり、教育デザインリーダーであり、高校新クラスであるGICの統括部長であり・・・と多様なリーダーの役割を果たしている児浦先生が出演してくださいました。気づくと約90分が経過し、あっという間でした。聖学院がどんなことをやっているかという話が前面にでてくるのではなく、生き生きとした生徒の姿が前面にでて、その姿がどういう教育環境デザインで生成されるのかというお話でした。生徒のタラント(才能)とそれが生まれる器の進化や広がり・多様性が話されました。アリストテレス的には質料と形相の相乗効果が現実態を生み出していくプロセス。このような相乗効果というか化学変化そのものが聖学院のウェルビーイング教育の泉だということだったと思います。

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(GLICC Weekly EDU 第120回「聖学院ー『創造と貢献』が切り拓く未来」)

★もちろん、その根源的なエネルギーは、オンリーワン・フォー・アザーズの質の話がつねにかかわっているというのが児浦先生の話です。いったいそれはどういうことかは、ぜひYouTubeをご視聴ください。

★それにしても、毎年この時期に児浦先生の話をお聴きすると、必ずそのときそのときの卒業生に聖学院生のスーパーモデルが生まれていることがわかります。今回も2人のモデルの話で大いに盛り上がりました。ロールモデル効果が持続可能になっているというのが、聖学院の教育の伝統と革新を生み出しているということでしょう。

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(GIC:グローバル・イノベーティブ・クラスのコンセプト図)

★それから、GIC効果の話もでました。とくにSTEAM教育やプロジェクトの事例の話は秀逸でしたが、驚いたことに、生徒はその土壌にリベラルアーツ教育があることの重要性について実感しているというのです。GICは30名クラスですが、そのうち10人が海外大学を志向し、その他は、芸術系と哲学の領域を研究したいとなっているそうです。

★海外、特に米国だとリベラルアーツ大学も人気だし、芸術や哲学はまさにリベラルアーツ。もともと聖学院の教育にはキリスト教というベースがあるので、リベラルアーツ的発想があったということも改めて確認できました。

★今も昔も未来も希望の学校「聖学院」。大事な話が語られました。ぜひご視聴ください。

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