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2023年3月27日 (月)

GLICC Weekly EDU 第121回「グローバルアドミッションの時代ー英語学位プログラムとはー」鈴木氏の目からウロコの視点 気づいた人の未来が開く チャットGPTとの対話

GLICC Weekly EDU 第121回「グローバルアドミッションの時代ー英語学位プログラムとはー」は、私が参加できなかったため、主宰の鈴木裕之さんは、チャットGPTー4と対話しながらのトークセッションを行いました。なんて新鮮な!

Gwe121

★最近各大学では、英語の授業だけで学位がとれるプログラムを設定しています。どんな大学を受験できるのか、10個サンプルをとチャットGPTー4に問いかけると、さらりとでてきます。サーチエンジンで人力で探すとかなりの時間がかかりますが、さすがはAIです。

★もっとも、多少出願条件など違うところがあるので、そこは鈴木さんが訂正します。

★しかし、だからといってチャットGPTー4は不正確だとかいうわけではありません。本人は、そうやって学習していくだけですから、大丈夫なのです。

★凄い時代になったわけですが、ICTは当然ながらグローバルです。英語がツールとして必要なのは言うまでもありません。今回は日本語で行っていましたが、本来は鈴木さんは英語でやりとりしています。

★そして、チャットGTPー4は、1人1台のPC環境になっている初等中等教育おいて、当然活用可能なのです。ICTと英語はどんどんカップリングされていきます。ICT無用論は英語無用論にもなり、英語無用論はICT無用論にもなり、もはや両者を拒否することはできない時代です。ですから、哲学者や文化人類学者は、AIにはまだまだかかわりないゼーレ(魂)をもとめ、倫理システムを構築しようとしているわけです。

★そのシステムをAIがディープラーニングすると、ゼーレにはかかわらなくなるはずだと。

★そうすると、WHOがようやく健康概念に加えたゼーレの部分は、人間の専門領域になるわけです。身体のケア、メンタルのケア、人間関係のケアはある程度AIロボティクスで何とかなるかもレれないけれど、ゼーレの部分は人間どうしの領域となる。

★もっとも、いずれはそれすらも突破するでしょう。なぜなら、人類が、このゼーレを健康概念、つまりウェルビーイングに結びつけたのは、2021年12月なのですから、依存とケアの関係を考案し実践するケアリングクラスは、今回のパンでミミックでようやく注目されるようになったのですから。それまでは、アリストテレス以来、依存の鎖から解放されることこそ自律として推奨されてきたのです。人類もようやく長い人間の潜在的な根源を掘り起こし始めたばかりなのです。

★パンデミック前は、ケアは、それがどうしてもできない人々のための特別な活動だったのですが、今回のパンデミックで、その重要性が、市民全体が暗黙の裡に引き受けてきたケア活動全体に広がったのです。

小学校から大学まで、日本語と英語の二刀流でいくことは学びのベースになるという鈴木さんのグローバルアドミッションは、ようやくジェンダー格差をはじめ依存とケアの関係を無視してきた明治以降の日本の近代文化に対し一石を投じることになるでしょう。

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