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2023年2月 4日 (土)

2023年首都圏中学入試動向(25)八雲学園 はやくも21世紀型名門中学の成熟期に突入。

★私立中高一貫校は創立時や改革期は、草創期なので、出願数などガンと跳ね上がることが多いのは、周知の事実です。大事なことは、成熟期に入ってからその持続可能な教育環境デザインを新たに仕掛けていくことがポイントです。八雲学園は21世紀型教育推進校として、共学化し5年目を迎え、はやくも成熟期に突入しています。この成熟期にはいる仕掛けは、2020年から始まりました。中学入試市場における競争からラウンドスクエア加盟校として世界の学校となった八雲学園の破格の教育に協賛してくれる受験生・保護者を獲得するという戦略です。

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(昨年オックスフォードを中心に国際会議を行ったラウンドスクエア。八雲学園も加盟校として参加)

★それは、ラウンドスクエアという世界のエスタブリッシュ私立学校コミュニティの一員として世界の学校として教育展開していることを丁寧に少人数申込制の説明会を定期的に開いていくという戦略です。毎回すぐに満席になっています。

★このことが何を意味しているかは、まだ受験市場ではあまり知られていません。2030年ころか始まる中学入試市場の激変に備えているのです。

★2030年は、高度経済成長の名残で空白の経済を久しく続けた日本の終焉です。日本がなくなるのではなく、新たな日本への変貌がようやく始まる年です。当然市場のあり方は変わります。テレビもそうですが、視聴率を競う時代ではないのです。

★市場というB2Bではなく、C2Cの時代になります。教育においてはBが存在しなくなるわけです。

★つまり教育産業の終焉です。もちろん。教育産業がなくなるわけではないのです。今までのように垂直的序列という階層構造を作ることが人間の合理的配慮を欠く人権侵害として提訴されていきます。それに対し、教育産業は理不尽な差別をしないSDGsを全うする教育産業を形成していきます。

★その産業はしかし、組織ではなく、コミュニティになり、個人が組織と同じ機能を果たすようになります。AIの力は凄まじいのです。

★そのような学習塾はすでに生まれ始めています。

★本間はまた何を言っているのかわからんというでしょう。web3.0や2050ムーンショット構想から考えてみてください。ネットを調べれば、すぐにわかります。そこから考えるとそうなるのです。

★八雲の動きに気づいていない方は、次のサイトを見て、判断してみてください。八雲学園のサイト内のRound Squareレポートです。そして、行きたいと思ったら、明日の≪未来発見≫入試は、本日2月 4日(土)23:59までweb出願可能です。

★毎年、多くの受験生が、こんな凄い学校があるなんて知りませんでしたと受験します。そりゃそうです。みなさんが見ている名門中学は20世紀のものです。八雲学園は21世紀型名門中学なのですから。

参照動画)GLICC Weekly EDU 第108回「八雲学園ーオックスフォードでのRS国際会議」

 

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