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2023年2月11日 (土)

2023年首都圏中学入試動向(35)北岡優希さん はやくも2024年の中学入試問題の傾向を予想

★昨日の<GLICC Weekly EDU 第115回「2023年度中学入試を振り返る②~ノイタキュード代表 北岡優希先生との対話」>で、北岡さんは、2023年社会科の中学入試問題のある傾向法則を分析し、その法則に従って2024年の中学入試を予測しました。速いですね。

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★北岡さんは、分析で終わらずに、対策も提案。テレビやインターネットなどメディアミックスの情報を楽しく入手したり、スーパーマーケットなどで身近な経済現象をフィールドワークすることで、知識を覚えることの楽しさを語りました。中学入試の一般入試の社会科では、60%から80%が知識問題です。この知識をただ暗記するだけではなく、メディアを見たり、フィールドワークを行うことで、知識をt血肉にしていけるすてきな提案です。

★また、残りの20%から40%は、思考型問題です。

★この思考型問題と、北岡さんが取材した聖学院の思考力入試、鈴木さんが取材したかえつ荒明の思考力入試の話を照らし合わせながら、思考型問題の濃淡を語りました。

★「思考型」とはよく言われるのですが、一般入試と思考力入試では、思考の前提、広さ、深さが違うところまでは、一般には語られることはほとんどありません。今回は、そこをメタ認知する(これを「ノイタキュードする」と今後呼びます)ところまで、対話しているので、とても参考になると思います。

★大事なことは、北岡さんが勧めるテレビ番組の幾つかは、この思考型問題にどうアプローチするのかがわかるものもあり、今回の北岡さんの語りのベースのスライドは、知識問題と思考型問題を楽しく学ぶ対策までカバーしているのです。ぜひご視聴ください。

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