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2023年2月19日 (日)

2024年中学入試の行方(05)ウェルビーイング教育 ハイデガーとトマス・アクィナス

★well-beingという言葉、だいぶ前から気になっていたので、今更ながらですが、ハイデガーとトマス・アクイナスが「存在」をどう捉えていたのか、ハオデガーの弟子であり神父でもあるヨハネス・ロッツの著書を読んでみますね。例によって斜め読みですが。

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★この二人は、私学創設時になんらかの影響を与えた哲学者あるいは神学者です。ハイデッガーはカトリックからプロテスタントに改宗し、再びカトリックに還ります。存在の遍歴があったのでしょうか。

★古い話で終わらない、何かがあるでしょう。

★新しいことを創るときには、源泉に立ち寄ることも大切かと。

★二人は、平和と戦争、経済と社会と自然を考える時にも、いうまでも人間の精神を考察する時にも実は今も常に顔を出しているのです。

★それから、ヨハネス・ロッツは、二人を語る時に、さりげなくヘーゲルを持ち出します。PBLを実践している私たちは、デューイが傾倒しのちに批判してプラグマティズムを生むことになるわけですから、これもまた無視できないわけです。

★経験と思想(理論はその部分集合だと思っています)は、結構大事だと思っています。

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