2024年中学入試の行方(07)グローバル・アドミッションの時代を語る鈴木裕之氏が主宰するGWEが注目される。
★先週の金曜日、GLICC代表鈴木裕之氏がご自身主宰のGWEで語りました。そのGLICC Weekly EDU 第116回「2023年度中学入試を振り返る③~帰国生・国際生・英語入試」は、3日も経たないうちに視聴者が200名を超えました。このことは何を意味しているのでしょう。もちろん、桜新町教室から広尾教室まで教室展開を広げているGLICCの人気がでてきたということを端的に示しているのは言うまでもありません。
★そして、その人気は、「受験はグローバル・アドミッションの時代」という鈴木氏の時代認識に共感共鳴共振する受験生・保護者が増えてきたというコトを意味するでしょう。
★英語が堪能な鈴木氏が経営するGLICCは、全員外国人スタッフです。そしてサポートする講師もほとんどが外国人で、それ以外はGLICC卒業の帰国生の大学生です。ですから、GLICCの中では自然と英語が飛び交っています。
★カリキュラムやプログラムは、基本クリエイティーブーラーニングで、ケンブリッジ大学出身の外国人講師による哲学英語授業まで行われています。
★小学生も果敢にというか楽しんで英語で哲学するわけですから、最近難しくなってきた帰国生入試や国際生入試での合格者も年々増えています。
★GLICCは中学受験専門塾ではなく、他に類を見ない中高大のグローバルアドミッションの学習拠点です。ですから中学受験においては、帰国生・国際生入試以外に新タイプ入試における英語入試の受験生をサポートしています。
★英語入試は、英語だけの入試もありますが、ほとんどが英語と国語か算数というケースです。ですから、GLICCは、国語や算数のサポートもします。したがって、国算で受験する生徒もいますが、基本英語も同時に学んでいます。というわけですから、実は、GLICCが対象としている帰国生などの市場規模は、東京のグローバルアドミッション志向の人口は中学入試と高校入試合わせて1200人くらいです。大学入試も結局そのくらいでしょうから、2400人(1年度)程でしょう。GWE視聴数が200超えるというのは、その市場ではなかなかのものなのです。すでに1000件を超える番組も増えています。今回のGWEもやがてはそうなるでしょう。
★首都圏模試センターのデータによると、英語入試実施校は、今年は少し減少しましたが、首都圏の私立中高一貫校の50%弱が実施しているわけです。多少減るのは、入試問題は学校の顔ですから、英語入試を行っている学校は、英語や国際プログラムがかなり特徴的なのです。このアドミッションとカリキュラムと進路指導のディプロマの3つの一貫した流れが見えていないとなかなか英語入試は成功しないわけですが、逆に言えば、私立中高一貫校の50%弱が英語入試を持続しているということは、グローバルアドミッションが着実に定着しているということでしょう。
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