2023年首都圏中学入試動向(18)今年も麻布の社会は傑出!
★中学入試問題と言えば、麻布。今年も社会は最終問題にいたる考える過程の問いの配置が素敵でした。探究のモデルでもありましょう。
★社会問題とはそもそも公共的な関係性が崩れているところにあるわけです。したがって、社会課題を解決するには、自己責任にするのではなく公共的な関係性をいかに回復するかにあるわけでしょう。
★個人で抱えなければならにように見える問題も多くの人が多角的なアプローチで支え合うことはできるはずだという仮説を立てることになる問いを配列していますね。
★そして、君だったらそのような公共的な関係性をどう創っていくのか?具体的な例を挙げるケーススタディーの問題が最終問題です。
★SDGsの社会課題は、たいていこのようなアプローチですから、受験生にとっては未知の問題というわけではないですが、コモンズの悲劇をコモンズのwell-beingに転換するのは、やはり、そう簡単ではないし、人間にとってとても大事な視座です。
★中学受験生が学んでいることは、このような人間として何が大切で何ができるのか、そして君はいかにして生きるのかを問う問題を学んでいるのです。偏差値とか垂直的序列とか、そもそも公共的な関係性を分断するような受験現象に対し、入試問題でクリティカルに投げかけているのです。
★現代の教育はこの問題をどう捉え返すのでしょうか。学校、塾、家庭、企業、NPO,大学、官僚、政府。。。どうしますか?もちろん、私も考えます。
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