2023年 日本の近未来や世界のコトを多くの市民が考えることが日常になる(3)日本経済が安定的になる可能性もある 情けは人のためならずマインドがゆえ
★年末、日本銀行は金融政策の一部を修正しました。経済ニュースでは、金利は上昇しやすくなったため、これまでに比べると、外国為替市場で主要投資家は円売りを仕掛けづらくなるのでないか。それゆえ、徐々に円高に向かうのではないかと報道していました。
★すると、大発会では、株は落ち込んだが、円高に。
★経済界や金融界の予想が当たったというより、巧みなコントロールがまだきいているということでしょう。株価が安くなれば、円が高くなり、株価が上がれば、円は安くなるという相互作用があるから、なんとか安定しているという感じ?
★とにかく、経済界や金融界は、グローバルな範囲で、膨大な人が仕掛けているからわかりにくいけれど、基本は人気投票。でもそれは表面的現象ではない。視聴率や偏差値がよいかわるいは、かっこにいれておくとして、このシステムが成立するには、長い歴史と人間的なしがらみが複雑。その根底にあるものは、やはり人間の感情。この感情の重層トレンドを作り出すシステムが広告代理店だったり、経営戦略だったり、それに影響を与えるあるいは与えられる経済ポリシーが絡んでいます。
★魅力づくりやブランドづくり。まさに人気や評判作りだけれど、そこに最近は社会貢献やSDGsが絡んできています。
★表面的だろうが、本質的だろうが、人々が心地よい感情をもちたいというトレンド作りを抑圧しないシステム(そういう暗躍なのかもしれませんが)がある限り、良し悪しは別として日本社会は安定する可能性があるでしょう。
★もちろん、行き過ぎた軍事大国路線は、戦争に向かうので、そうなったら安定もクソもないけれど、限界線はどこかを探りながら、良好な感情を持続したいという感情は日本人は強いと思います。
★哲学がない日本、宗教教義のない日本、ほとんどのおとなが中学生レベル(ひろゆきさんの言説)の日本(義務教育が行き届いているということでしょう)。そうよくいわれています。当たらずともいえども遠からずでしょう。
★だからこそ、もののあわれ、わび、さび、キレイさび。。。繊細な感情かどうかはともかく、感情を大切にするのですね。
★しかも、地政学的にいっても、不安定の中の安定性が意外と評価されるのが日本。
★もし日本が危機に陥ったときは、世界のネットワークで生きている日本ですから、そのネットワークが切れた先が危なくなっているということです。
★そうならないようにする日本人。なぜなら、わたしたちは「情けは人のためならず」という感情を大切にしているからです。キリスト教の黄金律とはだいぶ違いますが、行為としては共通点がいっぱいですね。
★たぶん、愛知県や三重県あたりの経済界には、近江商人の三方よしというマインドがあります。黄金律というより、情けは人のためならずに近いマインドだと思います。
★戦国の不安定の中で安定を求めるマインドは、意外と普遍的価値を持つのかもしれません。
★落合父子のグローバルな観点とは真逆な日本ですが、そういう日本だから落合父子のような魅力的なアイデアが生まれるという考え方もあります。
★そうそう、テレ朝 1/4(水) 8:09配信で、こんな配信がありました。<日本は今月から2年間、国連安全保障理事会の非常任理事国となり、今月は議長国も務めます。石兼国連大使は「理事国の責任はこれまで以上に大きくなっている」と述べました>と。
★落合陽一さんの先輩たちは、そうはいっても世界のリーダーシップを発揮するという知性はもっているのです。ただ、それは黄金律によるものではないでしょう。たぶん「新しい自然」というマインド。情けは人のためならずは、まさに日本的な自然情緒の象徴だと思います。落合さんの新しい自然システムは、まさに彼らの考えるムーンショット構想2050のベースになっていると思われます。
★麻布マインドではなく開成マインドですね。数学的思考の行き着く先。
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