2023年首都圏中学入試動向(04)大妻中野のラテラルシンキング教育の成果 高1生が金融と経済を考える小論文で金融担当大臣賞
★大妻中野の高1生が、「金融と経済を考える小論文」で金融担当大臣賞を受賞しました。全国の高等学校から2,255点の応募が寄せられ、審査の結果20点が入賞作品に選ばれたのですが、その中で最優秀賞です。(主催:金融広報中央委員会 後援:金融庁、文部科学省、日本銀行、全国公民科・社会科教育研究会、公益財団法人全国商業高等学校協会、全国家庭科教育協会、日本私立中学高等学校連合会)
★受賞作品のタイトルは「紅茶から考える自分の将来」で、<紅茶を飲んでいるとき、ペットボトルのラベルに目がいった。ラベルには、「本
商品の1本につき3.9円が熊本の復興応援のために活用されます。」と書かれてあった。>から始まります。
★身近なだれでもが手にとたtことのあるペットボトルの飲料水。そこから思考がどんどん広がって、次元も大きく変化していきます。大妻中野では、ラテラルシンキングを学ぶ機会があります。まさに何気ない日常うから、どんどんいろいろな事象や現象が結びつき、そこから多様な問いを発見します。そして、その問いがまた新たな問いに結びつき、このペットボトルのプロジェクトが世界規模の問題に行き着きます。
★この企業の試みは、ビジネスであるのだけれど、気候変動やSDGsが扱っている諸問題の解決に貢献することになるという発見。金融や経済が、グローバルな問題を解決する好循環を生み出す。まさに効果的利他主義の発想にいきついています。
★大妻中野のグローバル教育やラテラルシンキングという思考力育成プログラムの1つの見事な結晶ですね。
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