ドネラ・プロジェクト(26)個人の主体的システム思考を生む教育環境デザイン
★昨年は教育環境デザインのモデルを追ってきました。それについては昨日少し触れました。いろいろな図をぐるぐる書き直してきたわけです。昨日それなりの一般化というかモデルの図を書いたら、昨夜寝られなくなり、うとうとしていたら、次のようなシンプル(?)な図が浮かびました。忘れないうちにメモしました。
★これまで、幾つもの図がぐるぐる頭の中にでてきては、書き留めてきました。しかし、主語が学校という教育環境デザインでした。たとえば、次のような図をぐるぐる回していたわけです。
★ぐるぐるというWSは、結構気に入っていて、20年以上使っているのですが、自分ひとりでも頭の中でよくやるのですが、するとオッ♬という感じで新しいイメージが浮かびます。
★今回は、そもそもそのような学校の教育環境デザインが、生徒1人ひとりに内化するというかシンクロするのでなくては、学校卒業後意味がないと思い、主語を生徒というより、一生ものだから個人にしてみようと思ったわけです。
★すると、STEAMとか4XとかELSIをバラバラに記述していたことに改めて気づきました。未来思考とか主体的関係性を生み出すインターサブジェクトなプロジェクトの教育環境には、これらは全部関係しているし、学校の先進的環境も関連しているし、もちろんマルチバースも。
★これで、個人と社会が主体的関係性として統合されるというかメビウスの輪になるのかと思ったのですが、この1年またひとりぐるぐるしたり、仲間とWSぐるぐるしたりしているうちに変わるでしょう。トランスフォーメンションということで。なお、この個人の主体的システム思考を生み出す教育環境を創っていく段取りを昨年していました。名称も決まっていますが、そのうち東京私学教育研究所の所長平方先生から出てくると思います。すでに理事長校長会では、予告編を公開したようです。
★私は、仲間を募って、発想やコンテンツ、プログラムをつくって平方先生を通して私学全体を応援していきたい(たんなるおせっかいですが^^;)と思っています。どうなるかは予測不能ですが(汗)。
★今年もよろしくお願いいたします。
| 固定リンク
「創造的破壊」カテゴリの記事
- 変わる私立中高(37)中学入試市場の第4波シフトの意味 思考コードが映し出す学習観の水平的多様性への移行(2023.06.05)
- 変わる私立中高(24)教科専門性を横断する越境視点を実装する東京私学(2023.05.19)
- 変わる私立中高(20)教育問題をポジショニングシフトで問うことができる教員に出会う(2023.05.16)
- 湘南白百合の新しく圧巻の高大連携(2023.05.15)
- 変わりゆく世界(06)立命館大学のAI×総合型選抜 大学入試を大きく変える可能性大(2023.05.12)
最近のコメント