« 2023中学入試の役割 ソーシャルジャスティスを求めて(08)湘南白百合の真価 | トップページ | ドネラ・プロジェクト(15)星の杜高校一期生の出願前年対比197%!それが示唆する時代背景に思いを馳せる。 »

2022年12月 2日 (金)

ドネラ・プロジェクト(14)進化する教師の条件

勤務校の伊東教諭が、ノイタキュード代表北岡優希さんが編集している「進化する授業 進化する教師」で取材されています。日ごろなぜ私が伊東先生を頼りにしているかを改めてモニタリングできる貴重なデータです。そして、このモニタリングというかリフレクションによって、「進化する教師の条件」を一般化できるかもしれないと思いつきました。

Photo_20221202163101

★思いつきなので、もう少し私が信頼している歩先生とかとか対話しなければと思いますが、とりあえず、こんなマトリクス表を思いつきました。

Photo_20221202163401

★私は、とても恵まれているのは、私が親しくしている先生方は、教養に満ちているし、外部とのコラボというかプロデュースが得意で、経営的視点というよりもっと制度的設計知識を持ったうえで、経営的アイデアを出せるし、教科の専門性も高いし、文句ではなく批判的精神も発揮できます。よって不平不満はまず言いません。舞台で光り輝くこともするけれど、それ以上にバックヤードでの働きぶりがすごいですね。

★だから、外部とコラボするとき、相手のニーズを洞察できますね。

★こういう教師が未来の教師だし、進化し続ける教師だと思います。

★僕が外で話をすると、ときどき、そんな理想的なとかまた分けの分からないこといっているよという表情をしたり、ときには面と向かって現場を知らないですよと言われたりします。ウム。サラリーをもらって生きてこなかった年数が長い私にとって、現場とは何かを軽視するはずがないのですが、どうやら現場の意味が互いに違うのですね。

★僕にとって現場は、現象ではないのです。現象を生んでいる実存そのものです。胃袋で教養を考えるということですね。

★モーツアルトだってヘーゲルだって、生きることに汲々としながら教養という美を生んできたわけです。

★教養を軽視する人は、実存を軽視する人です。

★幸い、体験を重視する学びを協力して創っている勤務校の先生方は、みな実存という意味での現場を大事にしています。進化の原点は体験という実存です。

★進化する教師のいる学校を選ぶことがますます重要になってくると思います。

|

« 2023中学入試の役割 ソーシャルジャスティスを求めて(08)湘南白百合の真価 | トップページ | ドネラ・プロジェクト(15)星の杜高校一期生の出願前年対比197%!それが示唆する時代背景に思いを馳せる。 »

創造的才能」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

高校入試」カテゴリの記事

聖パウロ学園」カテゴリの記事