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2022年12月 3日 (土)

2023中学入試の役割 ソーシャルジャスティスを求めて(09)グローバル教育を捉え返す shuTOMO12月号特集記事から

★昨日は、GLICC代表鈴木裕之さんからグローバル教育を中学入試という視点から捉え返すアイデアを聴くことができました。「shuTOMO 第12号(2022年11月3日発行) 」の特集記事「グローバル教育3.0」を鈴木さんが丁寧に取材し執筆していたこともあり、その記事に沿って対話をすることができました。グローバル教育の意義とかグローバルとは何かという話ではなく、世界をone earthとして越境しながら生きていくためのマインドとスキルを身に付けざるを得ないリアリティを「記述」するような対話でした。

Gwe106

( GLICC Weekly EDU 第106回「2023年中学入試のポイントー中等教育のグローバル教育の質について考える」)

★かつてグローバル教育というと、ネイティブスピーカーの先生が多いとか、英検1級取得者何人とか、英検ではなくIELTSだTOEFLEだとかいう話題がメインでした。しかし、鈴木さんが取材した学校のグローバル教育は、そのような話は、日常化していて、その日常の中で、世界の学校とつながっているという話がメインストリームです。

★たとえば、八雲学園は、たしかに目黒区にありますが、もしもそのままカリフォルニア州のサンタバーバラに移動したとしても通用してしまうというレベルがグローバル教育3.0なのだということでしょう。

★それぞれ特徴がありますが、one earthで<boundary crosser>としての知と愛とスキルと言語力を身に付けられるようになる教育がグローバル教育だということでしょう。鈴木さんは、海城学園、八雲学園、三田国際、順天、工学院、富士見丘、文化学園大学杉並、広尾学園、開智日本橋などのグローバル教育について語ってっくれました。本当にそれぞれ特徴があり、グローバル教育の満開の花が私立中高一貫校でも咲き始めた動きが了解できます。

Okabe

★そして、私の方で、これは12月23日に詳しく話しますが、そのなグローバル教育を行っている21世紀型教育のカテゴライズをして、それぞれどんな学校があるのか少し紹介しました。40校強あるので、詳しくは23日にしたいと思います。人気の進学重視校が40校くらいありますから、それを合わせると、首都圏私立中高一貫校の30%シェアです。

★進学重視校については、この番組で話さなくても、皆さん熟知しているでしょうから、この番組の話と合わせると、結局人気校すべての情報をゲットできるということになります。グローバル教育について、ここまで俯瞰した話ができるのは、鈴木さんしかいないので、ぜひご視聴ください。

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