2023中学入試の役割 ソーシャルジャスティスを求めて(21)注目の森村学園
★帰国生入試の志願者数の伸びを見て、やはり森村学園はアップグレードしたなと感じました。新校長のマックスウェル先生と学内の先生方のマインドがうまっく一致すれば、とてつもない21世紀型教育を実施できると思っていましたが、どうやらうまく相互適合しているようです。
(写真は同校サイトから)
★ネイティブスピーカーの教師が多いかどうかというより、校長自身が外国人です。21世紀型教育は、まさにマックスウェル先生の十八番です。実践面も理論面も実績を出す教育方法論も完璧ですし、そもそもマックスウェル先生はもともと凄腕の教育コンサルタントです。
★20世紀型の頑迷固陋な教師とはもしかしたらうまくいかないかもしれないけれど、柔軟でチャレンジ精神旺盛な教師とはケミストリーが起こるなと思っていました。
★森村学園の教師は、もともとグローバルセンスと言語技術を大事にしています。マックスウェル先生のコンセプトとシンクロしたのでしょう。
★かつて、森村理事と話した時に、彼女は幼い時、英語は家庭で学んだと語っていました。家庭教師がいたわけですね。おそらく外国人だったでしょう。
★元東京女学館の理事長渋沢雅英先生も流ちょうな英語を話していましたが、東大の後、アメリカに留学しています。
★何が言いたいかというと、グローバル教育は、疑似体験ではなく、丸ごとグローバル体験をするに限るということでしょう。
★思考力を育て、あとは外国の方々とダイアローグやディスカッションをする環境を創るというシンプルな教育環境デザインをしている21世紀型教育を行っている学校が注目を浴びていくでしょう。
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