« 関東地区カトリック小中高連盟東京地区 大司教様を囲む会 第2バチカン公会議60周年のカトリック教会の改革とカトリック学校 | トップページ | 12月12日 聖パウロ学園の国語科教員が授業実践を報告します。東京私学教育研究所 文系教科研究会(国語)にて。 »

2022年11月15日 (火)

中教審の義務教育の在り方WGに期待するコト

★今年10月に立ち上がった「義務教育の在り方WG」。不登校児童生徒や特別な支援を必要とする子供、特異な才能のある子供を含め、全ての子供たちの可能性を引き出す学びの実現について、どのように考えるべきか?というビッグクエスチョンに応えようとしているのがいいですね。

Wg

★その他にも上記のスライドにあるようなビッグクエスチョンが設定されています。とはいえ、これをまともに受けとめてはたぶんいけません。いつも不思議なのは、このビッグクエスチョンにすでにある回答を出し、実践している学校や学びの場があるにもかかわらず、そこはスルーして、別のケースが取り上げられるのが常だからです。

★今回も、結局1人1台のPCを配布しているから、それで個別最適化することが目的なような気がします。それはそれでよいけれど、そのときこの1人1台のPC配布がもたらすリスクをトレードオフクエスチョンとして問いを設定することは文科省がつくる資料にはないのです。

★委員のやり取りの中で、そのようなトレードオフクエスチョンが投げかけられているはずなのですが、その種のビッグクエスチョンは表に出ないのですね。

★それはなぜかというのもまたビッグクエスチョンなはずです。

★解決できる実践が山ほどあるのに、それをスルーする。多くの子どもたちの可能性を引き出す実践など山ほど事例があるのに、勿体付ける。なぜか?

★その回答は滅茶苦茶簡単です。でも、それを実現するのは、困難です。でも、不可能ではありません。ケネディーがムーンショットを決断した時のような意思決定がなされればできるかもしれないし、Web3.0のブロックチェーン内では可能かもしれません。

★まあしかし、それを待っていては遅すぎるので、さっさっと進めていきたいと思います。

|

« 関東地区カトリック小中高連盟東京地区 大司教様を囲む会 第2バチカン公会議60周年のカトリック教会の改革とカトリック学校 | トップページ | 12月12日 聖パウロ学園の国語科教員が授業実践を報告します。東京私学教育研究所 文系教科研究会(国語)にて。 »

創造的才能」カテゴリの記事

21世紀型教育」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

教育イノベーション」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事