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2022年11月13日 (日)

神田女学園 あらゆる教育活動において圧倒的多様性と選択肢をデザイン

★先週金曜日、第103回GWEにおいて、神田女学園中学校高等学校(以降「神田女学園」)の校長芦澤康宏先生と対話ができました。芦澤先生とはもう20年くらい前から出会っていますが、その当時からシンプルで現実の中での本物教育を追究していた姿勢がますます広がりと深さを拡張されているなあと感じました。とにかく、ネイティブスピーカの先生方の人数、多言語教育の言語の数、高大連携を提携している大学の数、ダブルディプロマを提携している海外の学校の数、英検2級以上の取得人数など他の追随を許さない圧倒的な多様性と選択肢を教育環境デザインをしています。

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(GLICC Weekly EDU 第103回「神田女学園中学校高等学校ー革新的女子校『品格ある個人の育成』」)

★どのくらい多様なのかは、ぜひご視聴していただきたいと思います。

★同校の2本の柱は、グローバル教育と探究です。両方に共通しているのは、「体験」ベースのPBLです。芦澤先生とは、2泊3日の宿泊型の「発見体験型」学習プログラムをともにデザインするのが出会いの始まりでした。そのときの発想は、今も生きているだけではなく、世界への広がりや生徒の探究活動の豊かさがますます拡大しているのに驚嘆しました。

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★そして、このような学びの環境は、総合型選抜や海外大学にストレートに進める力を養っているということが伝わってきました。

★それにしても、これだけの数の多様性あるカリキュラムのマネジメントをするには、相当のプロデュース力ある教師陣が必要です。教育は、授業や行事、部活などの表舞台を支えるのには、想像を超えるバックヤードの教師一人ひとりのパワーとチームワークが必須です。それを実現しているという話もでてきます。芦澤先生は控えめに語っていますが、それをマネジメントする校長の力量はすさまじいものがあります。

教育と経営の両面の学びができるすてきな対話になりました。芦澤校長先生、お忙しい中、本当にありがとうございました!

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