女子教育の新次元コンセプトレンズ パウロの生徒 エリフ・シャファク Inner Paul Woods intellectual nomads etc.
★先日高2生のPNP(パウロ・ネーチャー・プログラム)がありました。見学に行くと、生徒に呼びかけられ、「今までは、身体で感じるプログラムでしたが、今回は身体と脳神経を全部使うプログラムでした、さらに楽しいですよ!」と。ちょうど芸術科目で、美術や陶芸をやっている生徒にとっては、今回のテーブルづくり、草木染、タープ張りは、感性と知性の接点を手で感じ知り創る感覚だったようです。あっ!あるサイトで読んだエリフ・シャファクの言葉“most creative people are often boundary crossers.”を想い出しました。
(草木染の媒錬湯を煮込んでいる風景)
★そして女子生徒が、何やら考えごとをしているようなので、何か見つけたのと聞いたところ、「はい、クラフトとアートは接点があるなあと。それは何だろうと、ふと」と。なるほど“boundary crossers”じゃないかとピンときました。それで、振り返りで何人かと簡単に書いてみたらと言ってみると、そうですねと。結果的には、彼女のクラス全員が、学年主任で主幹の大久保先生がみんなで共有しようよということで、書くことになったそうです。
★トルコ出身の今世界中で注目を浴びている作家でありフェミニストであるエリフ・シャファクは、書くことは重荷になることも苦しめらることもあるけれど、自分がそうしていることを愛しているならば、前進できると語っています。
★それで、つい書いてみたらと出会う度に声をかけてしまう自分のルーティンがあります。でも、そのシンキング・ルーティンは結構共有されています。しかも15秒スピーチとか2分間スピーチの原稿ぐらいを想定していますから、ルーティンになると自然と鉛筆やキーボードが動くようです。
★エリフ・シャファクは、そんなルーティンを行為するには、“inner garden”が必要なのだと。そして、そのような内なる庭を維持しているからこそ、創造性を生み出す“boundary crossers”になれるし、彼女のもう一つの新次元コンセプトレンズ“intellectual nomads”になれるわけです。
★パウロの生徒にとっては、パウロの森での体験が“inner Paul woods”になるのでしょうか。いずれにしても“intellectual nomads”としての種が蒔かれていることは確かなようだと思いました。
★それにしても、女子生徒が語りかけてきたことが、エリフ・シャファクに結びつくとは!人間関係や、内面の自分の信じることを大切にしているパウロの教育は、共学校でありながら女子教育の新次元コンセプトレンズである<intellectual nomads>や<boundary crossers>を踏み出しているのだと気づきました。
★ちょうど、首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成さんやいくつかの学校の先生方と女子校教育だけではなく、共学校や男子校における女子教育について語り合うカンファランスを始める準備をしようと対話をするところでもありましたから、パウロの生徒の言動を新たに受けとめることができたのかもしれません。
★2030年問題を解決し、2050年のムーンショット構想を実現するには、SDGsのグローバルゴールとしてのジェンダー問題を解決することは必須ですし。
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