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2022年10月 2日 (日)

教育の質の高い中身を選択する時代(12)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の希望の私学の位置づけ

★高校受験情報誌「my SPECIAL ONE 創刊号」では、高校入試に新風を吹き込む「希望の私学セレクト20」という特集ページがあります。この特集の冒頭ページには、希望の私学の位置づけについてナビゲートする記事が掲載されています。それを読んで、私なりに座標に整理してみました。

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★同ページでは、希望の私学を次の3つの視点で位置付けています。

❶教育の大きな変化の節目に、私学は自ら教育をアップデート

❷習熟度や学力別編成よりも、「学びのスタイル」を多様化

➌私学の学びは、個々の生徒の自主性・主体性を引き出す教育へと進化

★アップデートとか進化という意味合いは、「プログレッシブ」という言葉を当てはめました。

★多様性や自主性・主体性という意味合いは、「実質的平等」という言葉を当てはめました。

★「自由」は、「プログレッシブ」に内包されています。「博愛」は、「実質的」という言葉の意味に内包されています。

★以上のことを座標に整理すると上記のような感じになったわけです。

★第1象限は、前回ご紹介した7つの壁すべてをクリするように挑戦している「希望の私学」の位置づけになります。

★第2象限と第4象限は、プログレッシブだったり実質的平等にチャレンジんしているのですが、どちらも偏差値の壁をなかなかクリアできません。

★第3象限は、7つの壁が集積して、身動きがとれない状態を示しています。

★私たちは、生徒が第3象限の領域に陥らないように、教育出動するのは当然です。ですが、なかなか難しいことも確かです。

★それゆえ、希望の私学の「魅力教育情報」を共有することによって、生徒自身がプログレッシブに思考し活動することで1人ひとりの才能を解放し輝き、その輝きを協働のワークに注げる準備教育(プレップスクールの本当の意味)を創出していけるようにしていきたいものです。

★ですから、同誌で、紹介されている20の希望の私学の記事を眺めていきたいと思うのです。

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