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2022年10月10日 (月)

ドネラ・プロジェクト(01) 和洋九段女子

★1972年、ローマクラブは「成長の限界」を著わし、2030年の世界が壊滅的な状況になると警鐘をならしました。そうならないために、国連を中心に持続可能な開発を定期的に国際会議を開き、軌道修正してきたわけです。今年は、その「成長の限界」が世に出て50周年です。今の中高生は大学を出るころには、SDGsがゴール設定している2030年に直面します。あらためて、未来を自分たちで考え、判断し、意思決定し、好循環型社会に変容させる必要性をリフレクションし、アクションプランを創出する必要があります。もはや受験学力を学ぶだけが中高生の役割ではないわけです。このような好循環型社会を生み出す自己変容型マインドを生み出す学校として、今回は和洋九段女子を紹介しました。

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★前回は八雲学園で、来月号では工学院を紹介します。12月号は聖学院の予定です。

★もちろん、まだまだたくさんの学校を紹介したいと思いますが、月刊誌ですから、すべてをご紹介するには限りがあります。そこで、いずれ、好循環型社会を生み出す自己変容型マインドを育成するトランジション教育(と私は呼んでいます)を行っている学校の先生や生徒さんを紹介するページにしようと思います。それだと、一回に一校ではなく、多くの学校を紹介できるからです。

★今年度は、この好循環型社会を生み出す自己変容型マインドを育成するトランジション教育のモデルを見出すために、「しゅとも」で、一校ずつ取り上げていく機会をいただいています。本当にありがとうございます。

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★この好循環型社会とは何か?それを生み出す自己変容型マインドとは何か?そのような社会を生み出すにはいかにしたら可能か?自己変容型マインドを生み出す学びの過程はいかにしたら可能か?などについてリサーチし、アクションを生み出していく教育出動を、50年前に「成長の限界」を書いた中心人物ドネラ・メドウズをリスペクトする意味を込めて、「ドネラ・プロジェクト」と呼びたいと思います。

このドネラのビジョンを遂行している学校として八雲学園につづき、和洋九段女子について書きました。ぜひお読みいただければ幸いです。

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