« 教育の質の高い中身を選択する時代(12)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の希望の私学の位置づけ | トップページ | 教育の質の高い中身を選択する時代(14)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の希望の私学②北豊島中学校高等学校 »

2022年10月 2日 (日)

教育の質の高い中身を選択する時代(13)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の希望の私学①かえつ有明中・高等学校

★かえつ有明といえば、国際生、グローバル、ダイバーシティ、アクティブラーニング(学内ではディープラーニングと呼ばれている)、サイエンス科、プロジェクト科などのキーワードがすぐにでてくるほどの人気校です。

86e76070d4936f00e40ef337f4246727

(写真は、同誌の記事に掲載されたもの。同記事の続きがアップされている首都圏センターのサイトから使用)

★そして2015年から、シン・クラスとして、1クラスだけ「プロジェクト科」という高校入試で入学できる体制を整えています。ある意味、このプロジェクト科が刺激的でかえつ有明の教育の雰囲気を大きく変えていく契機にもなったそうです。

★心理的安全な環境、共感的コミュニケーション、信頼ベースがあるから自由に互いに意見を語ることができる状態などを広げていきました。

★そして、中1から高3まで、与えられたことを積極的に行うという意味での主体性ではなく、自分たちで課題を見出だし、解決するプロジェクトを創ってアクティブに学んでいくという主体性が発揮されているようです。

このへんのお話は、「受験生の担任」と呼ばれている広報部長宇野先生と広報部室長の内山先生が語っている動画がとても参考になります。

★偏差値とか内申とか従来型の進路相談はいっさいなしで、かえつの教育環境に参加したいと思う受験生に教科試験とワークショップ型体験、つまりプロジェクト科の教育そのままの入試を新たに設定したそうです。

★最高にラディカルなかえつの広報戦略ですね。いろいろ高校入試の壁はあるけれど、ダイレクトに受験生と学校がつながれば、その壁はすべて突破できるという考え方です。かえつの魅力教育に手ごたえを感じているからこそ決断できる取り組みです。

★たしかに、お二人の先生と対話した動画を配信したところ、すぐに多くの方々がアクセスし、私もかえつに入学したかつての教え子の保護者からメールをいただくという瞬時の反応がありました。なるほど、受験生の担任をセットできるかえつ有明の共感的コミュニケーションのパワーは凄まじいと感じました。

★上記の写真には、そのようなかえつの魅力が象徴されています。

|

« 教育の質の高い中身を選択する時代(12)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の希望の私学の位置づけ | トップページ | 教育の質の高い中身を選択する時代(14)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の希望の私学②北豊島中学校高等学校 »

創造的才能」カテゴリの記事

21世紀型教育」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

高校入試」カテゴリの記事