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2022年9月24日 (土)

GLICC 広尾校を新規開校する鈴木さんとの対話~2030年を見据えた新しい学校のあり方

昨日21世紀型学びの拠点塾GLICCの代表鈴木裕之さんと対話しました。3連休の初日ですから、今回はゲストをお招きせず、私と2人の対話となりました。受験雑誌「shuTOMO」に記事を寄稿している鈴木さんと私の教育を観るレンズを重ねて、2023年の中学入試における学校選択動向について対話しました。そして、最後に鈴木さんからインパクトある宣言が公表されました。10月10日あたりに、「GLICC広尾校」を新規開校するというのです!時代は、ナショナルカリキュラムからグローバルカリキュラム、そしてユニバーサルカリキュラムへ。その中核は、Thinking in Englishだというビジョンをさらに広めようという鈴木さんのブランドアクショニズムがいよいよ大きく展開します。

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(GLICC Weekly EDU 第96回「2023年中学入試ー学校選択の新しいポイント」

★さて、対話はまず最初に、鈴木さんがshuTOMO11月号の記事を編集するために、取材した5校の話と、続編のために取材最中の幾つかの学校について、語っていただき、そこから、コンパラティブスタディーとして麻布や開成、成城学園、城西大城西、神田女学園、湘南白百合、静岡聖光学院などの話に飛んだりしました。

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★また、対話して、再確認できたのは、私立中高一貫校というのは、すべてトランジション教育型学校であるということがわかりました。そのうえで、コア教育機能がA軸タイプ、B軸タイプ、C軸タイプがあるという確認がとれました。このトランジション教育型学校については、ここのところホンマノオト21で静かに語り始めていることなので、鈴木さんとの対話で、ある手ごたえを感じることができました。鈴木さんありがとうございます。

★C軸タイプ40校(東京の私立中高一貫校)のリストを発表しようと思いましたが、C軸タイプがよくてその他は劣るというような誤解を生みそうなので、今回は取りやめようということになりました。

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★たとえば、内向型人間、外向型人間などタイプに分けたとき、それぞれの特徴の傾向にすぎず、そこに優勝劣敗的発想は持ち込まないことが大事ですが、なかなかそういうメタ認知やエポケー認知が一般化していないので、公表中止と判断したわけです。

★とはいえ、GLICC鈴木さん主宰のGWEに登壇される先生の学校は、みなC軸タイプであることは確かです。どうしても、互いに共感共鳴共振するゲストが集うことになるのは当然です。

★今回話に挙がった鈴木さんが取材された学校あるいは予定になっている学校は、次の通りです。

八雲学園

三田国際学園

工学院

文化学園大学杉並

広尾学園

開智国際

かえつ有明

富士見丘

順天

どんな対話になったのか、詳細は、ぜひ動画をご覧ください。

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