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2022年9月27日 (火)

2023年度入試覚書(03)八雲学園と工学院大学附属 オックスフォードでラウンドスクエア国際会議に参加

★ラウンドスクエア(RS:Round square)認定校の八雲学園(以降「八雲」と工学院大学附属(以降「工学院」)は、それぞれ高1・高2のメンバー6人が、オックスフォードで行われているラウンドスクエア国際会議(RSIC:The Round Square International Conference)に参加しています。

★コロナのために、2019年にインドで行われたきりで、久しぶりの対面によるRSCI。満を持してという感じがするのは、RSの拠点イギリスのオックスフォード大学で開催されたからというのもあるだろう。

Rs2023

(写真は、八雲と工学院とRSのサイトから)

★今回は第53回目のRSIC。世界50カ国の認定校から800人以上の代表者が集まり、顔を合わせ、イギリスの今を代表する見識者のキーノートスピーチを聴き、世界の課題を語り合ったり、互いの文化をプエレゼンしたりします。後半は、英国の4校に分かれて、それぞれの学校のアドベンチャープログムやボランティアプログラムを体験します。もちろん、授業も。

★これは、RSの理念である"I.D.E.A.L.S.(「国際理解」、「民主主義の精神」、「環境問題に対する意識」、「冒険心」、「リーダーシップ」、「奉仕の精神」)を体験する目的があります。

★現代世界で起こっていることは、まさにこのI.D.E.L.Sを揺るがす出来事です。オックスフォードで、行う大切な意味はここにあります。

★RSの創設者は、ドイツ人でありながら、ファシズムに抗い、危機一髪で、先日亡くなられたエリザベス女王の夫となるエディンバラ公などの尽力で、イギリスに亡命。この命をかけた体験があったからこそ、クルト・ハーンは、I.D.E.L.Sという理念を持続可能にする教育を創ることに生涯をかけたのです。

★彼は、IBの一号店アトランティック・カレッジの創設にもかかわっています。

★したがって、RSやIBの意義とは、今こそ注目されなければならない、先進的教育環境です。

★八雲と工学院は、このRSの理念を継承するために教育を実施していると言っても過言ではありません。これぞトランジション教育の構成要素の一つである先進的教育環境のスーパーハイスペックなシステムです。

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