トランジション教育型学校(5)コア教育機能のクオリティ A軸
★コア教育機能は、「コア探究型体験プログラム」と「教科授業」の関係によって、クオリティが決まる。コア探究型体験プログラムが見学型や調べ学習型だと、思考コードでいえば、A軸がメインになる。A3に達すると知識や情報が複雑になったり、新しい結合もあるので、それはそれで深い学びであるが、教科授業と結合しにくい。なぜなら、体験プログラムの知識は、教科知識に比べると詳細度が高くなり、教科を超え、それは個人の博学的関心として尊重されるが、大学入試には関係ないよねとなる。
★コア教育機能A軸タイプは、バッファー教育機能がなければ、実は受験指導型学校と重なるのである。
★一般選抜と総合型選抜だと、一般選抜を選択する生徒が多くなろうだろう。
★バッファー教育機能は、有志や希望者が、A軸もB軸もC軸も思考コードの領域を広めレベルも1から3に深めていくから、そのタイプの生徒は総合型選抜を選択する。
★ただ、このA軸タイプの場合、学校全体としては一般選抜を推奨する。総合型選抜を選択する生徒の多くは、外部の団体に総合型選抜対策を依頼することになる。
★総合型選抜対策塾がたくさん誕生してくる現状は、TQschoolという意匠は出来ているが、コア教育機能がA軸タイプである学校がまだまだ多いということを反映している。
★これを過渡期とみるか、結局は、このようなA軸タイプの学校は、総合型選抜の塾と連携するほうが、はやいとみるか、それは経営判断であり、どちらが正解ということはまったくないが、きちんとそのような判断をしていることを学内で共有しないと、連携はとん挫することが多い。
★なお、バッファー教育機能があれば、学校全体で取り組まなくても、海外大学進学準備は、特定の生徒に対して学校が独自に取り組むことができる。その点は、バッファー教育機能を意識的にデザインしていない受験指導型学校とは違うところである。
| 固定リンク
「創造的才能」カテゴリの記事
- 東京電機大学中学 教科ルーブリックに重要な特徴を見つけられる(2026.07.30)
- 私立中高一貫校は信頼される学校の存立基盤の質の時代に突入(2026.07.20)
- 学校説明会で、その学校の対話の質がわかる(2026.07.13)
- 工学院 多様な創造的才能が花開くクリエイティブクラス育成校(2026.07.08)
- 富士見丘 超私学の理由(2026.06.22)
「21世紀型教育」カテゴリの記事
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(3)首都圏中学受験市場に拮抗する2つのカテゴリー市場(2026.08.09)
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(2)海外大学合格20名以上の首都圏私立中高一貫校(2026.08.08)
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(1)~中学受験進路の自由の時代到来(2026.08.08)
- 私立中高一貫校は信頼される学校の存立基盤の質の時代に突入(2026.07.20)
- 学校説明会で、その学校の対話の質がわかる(2026.07.13)
「中学入試」カテゴリの記事
- 筑駒 原ひろ子さんの「子どもの文化人類学」から出題(2026.08.14)
- 筑駒の国語の入試問題は、探究の道に足を踏み入れている(2026.08.13)
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(3)首都圏中学受験市場に拮抗する2つのカテゴリー市場(2026.08.09)
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(2)海外大学合格20名以上の首都圏私立中高一貫校(2026.08.08)
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(1)~中学受験進路の自由の時代到来(2026.08.08)
「大学入試」カテゴリの記事
- 日本女子大学 理工学部(仮称)開設構想の意味 私立女子中高の先進性の証明か(2026.05.22)
- 海外大学進学準備教育の意味(04)筑駒の合格実績が、逆に海外大学進学の意味を映し出す(2026.05.03)
- 海外大学進学準備教育の意味(04)筑駒の合格実績が、逆に海外大学進学の意味が映し出される(2026.05.03)
- これからの大学と高校をつなぐ学びのOS 凍てついた思考の壁を溶かす(2026.04.17)
- 【速報】富士見丘 少人数教育の面目躍如(2026.03.18)
「創造的対話」カテゴリの記事
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(3)首都圏中学受験市場に拮抗する2つのカテゴリー市場(2026.08.09)
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊研修で感じたこと(2)リスクを信頼に変えるガバナンス(2026.07.25)
- 私立中高一貫校は信頼される学校の存立基盤の質の時代に突入(2026.07.20)
- 「探究」は誰のものか?探究は自分の生き方の価値を発見しアップデートしていくもので、学校だけで行うものではないのに、コモディティ化してしまうのか?(2026.07.19)
- 学校説明会で、その学校の対話の質がわかる(2026.07.13)
「創造的破壊」カテゴリの記事
- 筑駒 原ひろ子さんの「子どもの文化人類学」から出題(2026.08.14)
- 筑駒の国語の入試問題は、探究の道に足を踏み入れている(2026.08.13)
- 海外大学進学教育がメディアで取り上げられる時代(3)首都圏中学受験市場に拮抗する2つのカテゴリー市場(2026.08.09)
- 開成のグローバル教育 圧巻 そして多くの私立中高一貫校の突破口も開く(2026.08.02)
- 開成に学ぶ 受験生も保護者も教育関係者も(5)STEAMやアントレプレナーシップ、探究の教育のシンプルで深い在り方(2026.08.01)
「思考コード」カテゴリの記事
- 2026年のビジョン ポスト・メタモダニズム?(2026.01.05)
- 2026年度中学入試(02) 伸びる24校は、実にシンプルの意味(2025.10.01)
- 【衝撃!】ONETESの登場!教育市場が変わる!!(2025.09.23)
- 筑波大学の入試改革の影響(了)影響力ある中高の学びのあり方 受験業界に影響?(2023.07.02)
- 筑波大学の入試改革の影響①教科授業と探究の機能の意味が現場で明快になる(2023.06.30)
「教育イノベーション」カテゴリの記事
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊研修で感じたこと(2)リスクを信頼に変えるガバナンス(2026.07.25)
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊合宿で感じたこと(1)少子化リスクマネジメント高まる(2026.07.23)
- 風の谷の中村中学校(2026.07.10)
- 工学院 多様な創造的才能が花開くクリエイティブクラス育成校(2026.07.08)
- 富士見丘 超私学の理由(2026.06.22)
「PBL」カテゴリの記事
- 私立中高一貫校は信頼される学校の存立基盤の質の時代に突入(2026.07.20)
- 学校説明会で、その学校の対話の質がわかる(2026.07.13)
- 工学院 多様な創造的才能が花開くクリエイティブクラス育成校(2026.07.08)
- 富士見丘 超私学の理由(2026.06.22)
- G5(超私学5校) 工学院の場合(2026.06.05)
「高校入試」カテゴリの記事
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊研修で感じたこと(3)少子化リスクマネジメントの本質は唯一無二の経験ができる教育環境デザイン(2026.07.26)
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊合宿で感じたこと(1)少子化リスクマネジメント高まる(2026.07.23)
- 工学院 多様な創造的才能が花開くクリエイティブクラス育成校(2026.07.08)
- 【速報】文化学園大学杉並 海外大学合格者数更新46名から58名に(2026.07.05)
- 酒井淳平先生の「教育課程の柔軟化」論(2026.07.01)
「トランジション教育型学校」カテゴリの記事
- 富士見丘 大胆な広報 時を読む(2024.04.07)
- 東京家政大学附属女子中学校・高等学校 KASEIからSEKAIへ グローバルとICTと愛情(2023.11.28)
- 東京私学教育研究所情報(02)令和5年4月29日(土)研究協力学校「中央大学附属中学校・高等学校 発表会」 (2023.04.12)
- 2024年中高生の行方(03)進路指導はトランジション教育へ(2023.04.11)
- 2023年首都圏中学入試動向(33)明日のGWE115回でノイタキュード代表北岡さんと<ノイタキュード>する時、内生的成長の一般化をしてみます(2023.02.09)



最近のコメント