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2022年9月30日 (金)

教育の質の高い中身を選択する時代(04)高校受験情報誌「my SPECIAL ONE」の巻頭座談会の意味③

★今回の巻頭座談会で、北一成さん(首都圏模試センター取締役・教育研究所長)が2番目に振ったのは、山下一さん(首都圏模試センター代表取締役社長)でした。北さんと山下さんは、日本の教育改革推進の盟友です。大学入試改革前に生まれた中学入試市場における英語入試や適性検査型入試、プレゼン入試、プログラミング入試、思考力入試、得意科目入試など新タイプ入試を開発する私立中高一貫校を応援し、新タイプ入試ー総合型選抜という中学入試ー大学入試カップリングのトルネードを生み出すのに一役買ったのです。そして、このような体験型入試は、多角的な評価基準が必要です。だったらと、思考コードというメタルーブリックを創り、中学入試の世界で実現してしまったのです。

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★ですから、山下さんは、その気概を高校入試にも適用したいと思っているのです。言うまでもなく、お二人は、今回のシン・高校受験情報誌創刊の仕掛け人です。そして二人の人柄が、多くの仲間を新しい世界に導くことになったのです。

★山下さんは、高校受験の学びは、自分の未来への選択の始まりだと語ります。受験科目の勉強だけではなく、自分の未来を開く魅力的な教育の中身をしっかりリサーチしようと。

★とはいえ、そのような「教育の魅力情報」は、限られた高偏差値の高校に限られ、他の私学の「魅力情報」を自分で収集するのは難しい。それに大学入試と直結する高校教育は、総合型選抜のような新しいタイプの大学入試においては、高校時代にどのような体験を積み上げてきたかが問われるので、それは体験してみなくてはわからないというものが多くなってきています。

★だったら、私立高校進学フェアを企画し、各私学の「教育の魅力情報」を講演スタイルで発信し、同時に各私学の体験型授業を行ってしまえと7月に行ったのでした。この行動力!凄まじいですね。

★そして、高校時代には、大学に合格して終わりではなく、大学でも活躍できる資質・能力を身に付けよう。そのためには、骨太で本物の教育の魅力のある学校を選択しようと語るのです。

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