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2022年9月13日 (火)

サレジアン国際学園世田谷(4)本科クラス 探究者たる姿勢で学ぶ姿勢

サレジアン国際学園世田谷の本科クラスについては、本科指導部長の市橋先生が話されました。このVUCAの時代にあって、ハピネス以上のウェルビーイングを自分も社会も達成するには、探究者たる姿勢で学びにそして探究に立ち臨む生徒をという気概を感じることができました。

Ichihashi

★本科クラスであっても、週に英語は8時間で、インターナショナルクラスのネイティブスピーカーの教師と日本人教師がチームティーチングの態勢で実施していくということです。卒業時にはB2(CEFR基準、英検準1級レベル)を目指すというのですから、6年後には、本科クラスもインターナショナルクラスにシフトする予感がする凄まじさです。実際にそのようになっている21世紀型教育校もありますから、夢のような話ではありません。

★また、探究者たる姿勢で学ぶ姿勢を、「ゼミ」という時間を設定して、実現しようという意気込みも感じました。6年後には、総合型選抜という海外大学進学準備に相当するような入試が今以上に拡大しているでしょう。現状私立大学の50%弱が定員割れです。6年後には、18歳人口は激減しますから、総合型選抜のようなスタイルで大学は探究即戦力をリクルートしようとします。

★この「ゼミ」はその動きにストレートにつながっていくでしょう。

★6年後は、「一般選抜」と「総合型選抜・各種推薦型」の入学人数比は、3:7になるでしょう。現状でもすでに5:5ですからVUCAの時代に対応するためには、そのような柔軟で新しい動きがでてくるのは必然ですね。

★もちろん、国公立大学は、現状では8:2くらいですから、7:3くらいにしかならないかもしれません。

★しかし、そうすると、総合型選抜は、海外大学進学準備にも活用できるので、英語がB2レベルだとしたら、国公立ではなく、海外大学進学が一般化する流れがでてきます。今でもその流れはすでにできています。しかも、6年後は、ミネルバ大学のような海外大学が当然出てきます。オンライン環境がメタバースで、今とは全く違った様相を呈しているでしょう。

★それに地政学的には、リスクもありますが、それはどこの国も同じで、相対的に日本は学問をするには安心安全です。海外大学が、日本にやってきます。19世紀末からその動きはありましたが、まだ時は熟していませんでした。ところが、現状はインターナショナルスクールやイギリスの名門パブリックスクールがその前哨戦のように日本に続々上陸しています。

★しかし、学費が年間1000万くらいして、一般市民にはなかなか手が届きません。そこにいくと、サレジアン国際学園世田谷のようにその10分の1の学費で同じあるいはそれ以上のクオリティの学校があれば、そこに生徒が集まるのはこれもまた必然です。

★市橋先生の話に触発されて、イメージが膨らんでしまいました。本科クラスの詳しいシステムについては、Youtubeをぜひご覧ください。

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