« 聖パウロ学園 カトリック学校対象の大学入試に向けての講座(了)根源的なるものと自己~モジュール型システム思考 | トップページ | 現代化リベラルアーツ(2)いまここで体験は壮大で問いはコンパクトで »

2022年8月 2日 (火)

現代化リベラルアーツ(1)志望理由書や面接、小論文の肝

★9月から11月の期間が、推薦型入試、総合型選抜がピークになります。9月から出願がはじまりますから、今月は、受験生は志望理由書や面接、小論文の準備に集中しています。

Photo_20220802230601

★この時期、受験生にアドバイスする機会が多いのですが、結局現代化リベラルアーツ(シン・リベラルアーツ)の関係性が具体的にどう形成されているかについて受験生がどう語っているかの問答になります。

★このシン・リベラルアーツの形成の過程でどんな知識(暗記型習得ではなくシン・リベラルアーツ型習得)を吸収しているのか、どんな体験で強化されたのか、その結果どう自己変容したのか問答になります。

★それは志望理由書でも面接でも小論文でも結局は同じです。

★そして、要はやはり「信念」です。その信念が開放性と善なるものであれば、社会課題へのアプローチは多角的かつ柔軟です。システム思考が稼働するにも、信念ドリブンは大事ですね。

★何よりその「信念」を抱くに至った理由を問答していくと、そこに自己変容のシステム思考が現われます。

★ここでいう「信念」は、結局は自分の行動や判断、思考の駆動力となる無意識にあるメンタル・モデルの可視化されたものです。

★志望理由書や面接の準備の段階で、このメンタル・モデルの可視化とその自己変容が明らかになるわけです。

★ときどき勝ち組負け組の価値観による自己肯定感の喪失感を回復するリジリアンスを生み出している受験生に出会い、感動します。自らパラダイムを転換させているのですから。

★推薦型入試や総合型選抜の準備を2年生頃から始めていると、その効果はかなり大きくなります。それには教師の情熱と愛が極めて重要ですが。

|

« 聖パウロ学園 カトリック学校対象の大学入試に向けての講座(了)根源的なるものと自己~モジュール型システム思考 | トップページ | 現代化リベラルアーツ(2)いまここで体験は壮大で問いはコンパクトで »

創造的才能」カテゴリの記事

大学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

高校入試」カテゴリの記事

聖パウロ学園」カテゴリの記事