大学が変わる意味~帰国生のグローバルインテリジェンスを一般生にシフトするために
★鈴木裕之さんが主宰しているGLICC(グローバルクリエイティブクラスベースの学習塾)のチューターは、ネイティブスピーカー及び帰国生入試で進学した大学生。今回のGWE(GLICC Weekly EDU)では、そのうち3人のチューターが出演。高校時代の学びについてとそれぞれが学んでいる大学のグローバル教育のシステムについて紹介してもらいました。
(GLICC Weekly EDU 第91回「変わる大学の意味~帰国生のグローバルインテリジェンスをシェア」)
★3人のうち1人はIB、2人はAPというプログラムで高校時代は学んできたのですが、どちらも、これまでの日本の教育とは違い、思考のプロセスを生徒自身が稼働させられる教育であることがわかります。
★今でこそ日本でも「主体的・対話的で深い学び」とか「探究」で話題になる身近な体験から社会課題を見出し、解決能力を身に付けると言われていますが、まだまだ始まったばかりで、すべての生徒に浸透しているわけではありませんが、3人は、そのような本質的な学びにどっぷり浸ってきたわけです。
★それゆえ、IBやAP、Aレベルに相当する環境で学んできた帰国生のいわばグロバールインテリジェンスを、一般選抜で入学してきた学生にも身に付けさせようというグローバル教育が行われているのでしょう。
★帰国生入試で入学した生徒と一般選抜で入学した生徒との間には知のギャップがあるということが伝わってきました。このギャップはいいとかわるいではなく、「ある」ことをちゃんと確認し、それをいかに埋めていくのか新しい学びのデザインをすることが大事です。
★今回話に出た、早稲田大学や東京大学、一橋大学で行われているグローバルリーダーシップ教育開発は、そのような意味があるのでしょう。
★それに、トリリンガルと思考力と専門性が大学で行われているというのは、やはり相当大学もかわっているということですね。
★もちろん、まだその変化をうまく活用している学生は多くないようですが、活用しようと思えばチャレンジできる環境が着々と用意されているということをきちんと認識することはポイントです。
★そして、大学に入って、このようなグローバルリーダーシップ教育を活用できるようにするには、高校時代の英語とIBやAP、Aレベルに相当するプログラムが必要だということでしょう。このプログラムをシン・リベラルアーツと呼んでおきましょう。
★高大接続は、高校時代の英語×シン・リベラルアーツ思考力=グローバルインテリジェンス素養から大学のトリリンガル×学際的思考力×専門性=グローバルインテリジェンス実装×専門性へとつながっていくことなのだということがよくわかりました。3人の皆さん、ありがとうございました!
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